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日経平均8,635.44+68.80

値上がり率ログ
07 /31 2012
15:10 07/30 2012
値上がり率上位/日本市場全体/デイリー
順位 コード 銘 柄 名 値上がり率(%) 取引値(円))
1 1412/東1 チャイナ・ボーチー・エンバイロメンタル・ソリューションズ・テクノロジー +23.33 3,700
2 8704/HC トレイダーズホールディングス (株) +20.53 2,935
3 3844/HC コムチュア (株) +18.82 505
4 3803/HC イメージ情報開発 (株) +15.43 92,000
5 4563/マ アンジェス MG (株) +15.09 61,000
6 3845/HC (株) アイフリーク +14.75 14,160
7 9973/HC (株) 小僧寿し +13.69 299
8 2906/HC (株) ホッコク +12.50 9
9 2929/マ (株) ファーマフーズ +12.46 36,100
10 5963/東1 日立ツール (株) +11.94 844
11 6794/東1 フォスター電機 (株) +11.28 1,194
12 6256/HC (株) ニューフレアテクノロジー +11.17 607,000
13 4233/HC プリヴェ企業再生グループ (株) +11.11 10
14 1757/大2 クレアホールディングス (株) +10.53 63
15 4369/HC (株) トリケミカル研究所 +10.46 169
16 3665/マ (株) エニグモ +10.25 4,680
17 3742/マ ITbook (株) +10.17 12,350
18 3734/マ (株) インテア・ホールディングス +9.81 24,300
19 3394/マ (株) ネットワークバリューコンポネンツ +9.59 80,000
20 3750/東2 セブンシーズホールディングス (株) +8.33 13
21 6961/東1 (株) エンプラス +8.03 2,260
22 6262/東1 ペガサスミシン製造 (株) +7.98 176
23 7551/HC (株) ウェッズ +7.88 575
24 3003/東1 ヒューリック (株) +7.85 412
25 2327/東1 新日鉄ソリューションズ (株) +7.82 1,503
26 7250/東1 太平洋工業 (株) +7.80 470
27 4770/マ 図研エルミック (株) +7.74 167
28 2531/東1 宝ホールディングス (株) +7.69 532
29 6757/HC (株) OSGコーポレーション +7.63 409
30 5959/東1 岡部 (株) +7.37 466
31 9612/東2 (株) ラックランド +7.36 525
32 6638/HC (株) ミマキエンジニアリング +7.27 295
33 3041/マ (株) ビューティ花壇 +7.24 38,500
34 3042/HC (株) セキュアヴェイル +7.14 22,500
35 6790/東2 (株) 野田スクリーン +7.06 27,000
36 9419/マ (株) ワイヤレスゲート +6.90 3,485
37 3173/HC 大阪工機 (株) +6.88 590
38 3832/HC (株) T&Cホールディングス +6.77 6,620
39 7862/東1 トッパン・フォームズ (株) +6.58 729
40 2301/東1 (株) 学情 +6.38 300
41 3238/東2 セントラル総合開発 (株) +6.32 185
42 3663/東2 アートスパークホールディングス (株) +6.31 219
43 1418/HC インターライフホールディングス (株) +6.30 135
44 6670/マ (株) MCJ +6.25 119
45 6866/東1 日置電機 (株) +6.25 1,359
46 2370/マ (株) メディネット +6.21 9,750
47 4901/東1 富士フイルムホールディングス (株) +6.20 1,388
48 9399/マ 新華ホールディングス・リミテッド +6.13 485
49 7709/東1 クボテック (株) +6.08 15,000
50 6897/東2 ツインバード工業 (株) +6.07 332

オリンピックの柔道で金メダルを取らないメリット

朝刊
07 /31 2012
 オリンピックが始まってから、放送がほとんど柔道と競泳でその裏では数多くの他の種目が消化されてる現状。女子体操予選まで中継しないとは思わなかった。もしかして見逃しただけかな?女子重量挙げはテレ東でやってたお陰で最初からメダル取るまで生で見られて楽しかった。重量挙げって実は戦略が重要なんだねぇ。あのスポーツにあんな高等な戦略戦があるとは思いもしなかった。重量挙げはいいとしてもまさかの女子アーチェリーはライブで放送しなかったりと日本の放送がやたら偏るというか一部に期待のプレッシャーをかけすぎなんだよな。お陰でオリンピックと言うよりも柔道大会なのかと思ってしまいそうなくらい柔道しか放送してないという。
 そんな放送側は絶対的な信頼してる柔道だけど、実は日本が金メダルを取らない事のメリットが大きい。このメリットが大きくなったのは今まで日本が柔道のメダルを手堅くとってきた反動でもあるけど。そもそも柔道がオリンピックに初採用されたのは当然東京オリンピック。まあ、よくその後もオリンピック競技であり続けたもんだと思う。今では世界的に柔道人口も増えてるようなのでこれから無くなる事はなさそうだけど、東京の次のオリンピックで無くなっててもおかしくなかっただろうに。ん?もしかしてと思って調べたらテコンドーもソウルから公式種目なのか。マニアックな競技は開催国が関係するんだな。
 そんな柔道だけど、当然発症の国である日本が強いのは当然だ。そんなわけで日本の金メダルの三分の一は柔道のメダルなんだからどれだけ柔道の金メダルへの寄与率の高さがあるかがわかる。しかし、これは裏を返すと日本は柔道という種目がなかった場合、金メダルの獲得数が極端に少なくなると言う事実だ。これは何も他のスポーツ選手が怠けてるというわけではない。柔道という金メダルのドル箱を手に入れてしまったために、日本政府がスポーツに力を入れる事を怠る結果になってしまっていた。官僚達もどうせ柔道がそこそこ金メダルを取ってきてくれるとタカをくくってるだろうけど、この柔道のドル箱が無くなった時の日本のメダル奪取率の低さが露呈される。これは高度経済成長をしてお金持ち国家と言われるまでになった日本ではあるが、そのお金持ちぶりの割りにはスポーツへの投資がやたら低かった事が影響してるし、投資してもハコモノ建設で日本の至る所で一級品のスポーツ施設が使われもせずに整備ばかりされてるというお金とスポーツ育成が結びついてないと言ういい例だ。
 そんなわけで柔道で金メダルを取れないと「まさかの」と言われる割には他のスポーツでは銀や銅でも初メダルだったり、柔道の銀とは喜び方がまるで違うという現象になっている。それにみんな柔道があることを当然と思ってるけど、もしも柔道が無かったら、もしも柔道でメダルが取れなかったら、日本は他のスポーツで柔道並みにメダルを安定して期待出来るスポーツはあるだろうか?
 柔道が公式種目になったことは喜ばしいが、公式種目になってしまった為に金メダルの数が一定確保されてしまった為に官僚がスポーツ全体というか選手育成への投資を思いっきり絞る結果になってしまったわけだ。もしも柔道が無ければ金メダル数も東京大会以降は激減して、官僚もスポーツ選手育成に乗り出したことだろうが、そうならなかったのが不幸だ。つーか柔道でメダル稼げるのだから、そのうえ他にもメダル取れるように育成しようと思わないのが官僚だ。しかも天下った先でしれっと、インド選手団に紛れてた女性がいたらしいけど、日本選手団の入場で選手よりも前を歩く選手と見えない初老の集団の方がインドの女性よりも異物感が強かったけど、あれが日本が誇る天下りの日本代表団というわけだ。この記事の写真見てよ。旗手の吉田選手の後ろにおっさん達は何?何の選手なの?さらに旗手の写真を撮ったら他の選手が映らないくらいに前に固まるほどの空気の読めなさ。開会式の中で妙に年寄りの多い国で絵面的に汚いという。この写真一枚で伝わってくる異様さがまさに日本を象徴してるわけだ。つーか選手の後ろをもうしわけなさそうに歩けよ。
 まあそんなわけで柔道という競技の存在がオリンピック競技全体の底上げが遅れる結果になったわけだ。日本国民自体も柔道があるからとどこか安心感もあり、他の種目でメダルが取れないことを問題視しなかった。
 しかし、柔道もオリンピック公式種目となって大分時間が経っている以上、銀メダル銅メダルを取ってる国も相当数になる。しかも柔道は階級が多い為に一大会に付き相当数の金銀胴メダルが世界に飛ぶことになる。このメダルが飛んだ先の国では柔道は身近な競技となり、競技人口を増やすことになる。先進国の日本でも今までメダルとってない競技はたくさんあるし、メダルをとった選手が出た途端に競技への注目度が飛躍的に上がる。フェンシングなど今まで注目されてなかったが、太田選手が銀をとった途端に国民の注目度は飛躍的に上がった。銀ですら影響力が絶大なメダルだが、これが金メダルであったら影響は桁が変わる。日本でも注目されてなかった種目で金メダルでも取ろうものなら、次回大会から一躍注目競技に変わるだろうし、自分の国から金メダリストが出るならと子供達が始めることになる。この子供達が未来の強豪選手になるわけだけど、これは柔道でも同じだろう。日本代表が金メダルを取っても銀銅は他の国の選手が持って帰る。ましてや日本選手が負けた場合、柔道の金メダルが他国に行くわけだけど、他国に行った金メダルはその国の若い世代を生み出す。金メダルが様々な国に行けば行くほど、柔道人口が増えていくわけだ。そんなわけで柔道というスポーツが世界に広がる為には日本が金メダルを取らない方がいいわけだ。いっそ柔道の金メダルは14枚だけど、これを効率良く14国にばらまければ一気に14国で柔道が広がる。そうなれば飛躍的に柔道は広がり、柔道の影響力は強くなる。しかし、ここで利害関係のズレが起きる。柔道は日本のスポーツだけど、世界的なスポーツになって世界的に強豪選手が増えてきた場合、当然日本選手が勝てなくなってくると、困るのは日本の柔道協会だったりする。結果が出しづらくなるわけだ。その為にも日本柔道界は長いことオリンピックで金メダル取り続けるためにも金メダルが世界に散るのを防ぐためにも金メダルを取らなければならないわけだ。柔道で金がとれないと官僚に思われたら、他の競技が強化されて柔道の存在感の無くなってしまう。
 しかし、スポーツの種目にとっては国際化は喜ばしい事で、英国発祥のサッカーのはずが遠い国のブラジルが強豪国になってたりしてこそスポーツが真の国際化したと言えるのだろう。柔道に例えると南アフリカが柔道の強豪国になってるような感じか、すげーなそれは。
 そんなわけで柔道と柔道選手は自動車企業とその労働者の関係に似てる。自動車企業(柔道)が国際化すればするほど労働者(日本代表の柔道選手)の仕事(金メダル)が減っていくという。今回の大会など見ると日本の選手は当然強いけど、外国人選手も相当強くなっている。大分柔道の国際化が進んでる証拠だけど、今回取れなかったメダルがさらに柔道人口を飛躍的に増やしてくれる事だろう。柔道という競技にとっては良い事だ。
 柔道の国際化にとって良い事で日本の柔道協会にとって最悪な事は、アメリカ代表が金メダルを取ってアメリカで柔道人気が上がってしまうことだろう。当然アメリカで人気が上がれば選手の強さは飛躍的に上がるだろうし、きっと柔道着に広告がべったべたに貼られるようになるだろう。夏期五輪で一番広告貼りやすい格好なのが実は柔道だし。水泳なんかどこに企業名入れるか苦労してるのに、柔道着の背中なんかずっと大きく映されるわけだ。アメリカならここに広告貼らない意味がわからないだろうし、逆に日本は柔道の美学を汚されたと抵抗するだろう。それに柔道がアメリカで人気になれば、アメリカでの柔道選手の収入は桁が変わり、日本の有力選手も米国代表で出ることだろう。当然、結果が同じ金メダルでもアメリカ代表でメダルとるのと日本代表では生涯収入がまるで違ってくるだろうし。アメリカで柔道人気が上がれば、日本の過去の柔道金メダリストは日本の大学の顧問の収入より桁が違う待遇で引き抜かれたりと柔道を取り巻く環境が大きく変わるに違いない。全体的にいいような感じもするが、金メダリストを安い賃金で指導者にしてる柔道協会にしてみれば最悪な未来だろう。日本が誇る金メダリストの名コーチが高い金でもっていかれたら、今のレベルを維持するのに相当なコストが発生する。と言うか今の日本の柔道界は低コストで金メダルを量産できる環境なわけだ。でもオリンピックの柔道で対戦相手国の監督が日本のメダリストなんて構図を見たいし、それこそが柔道が真の国際化した証拠だろう。今は日本だけが集中的に他の競技の放送をしなくても優先的に柔道を放送してるが、まだまだマイナーな競技なわけだ。
 まあ、そんな事を柔道観ながら、対戦相手のレベルの上がり方を見て思ったわけだ。日本はサッカーのレベルが上がったけど、世界は柔道のレベルが上がってきた。なんか良く出来てるなぁと実感するオリンピックだ。しかし、柔道で金メダルが取れなくなっても東京にオリンピックを持ってくるのか。つーかオリンピックの開会式バブルはマズいだろ。あんなに金使うイベント主催するなんて最悪だろ。財務省はここガンバレよ。開会式の予算は無いって。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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