こんなに天気のいい日に外に全く出ないと本当にイライラする。ああ、早く骨くっつかないかなぁ。本当に引きこもりっているのかと思うよ。ずっと部屋に閉じこもるのなんて僕なんか一日でも耐えられない。まあ、体を使う仕事を週六日やった後の日曜みたいな日は体力的に家でゴロゴロしてたけど、疲れてないのに家に閉じこもるって本当に凄いことだと思う。
さらに家にいてラジオとテレビは自殺とパンダと新党の話だけ。もうちょっと他には無いのかと。
ああ、そうだ。中学生の自殺の問題って本当に難しい。そもそも中学生に与えられた選択肢の少なさが自殺という選択に追い詰められる原因だろうと思う。子供に限らず人が強制的に集められた環境では何かしらの対立が生まれ、力を誇示したい人はイジメというか圧力をかけ、そんな人に目を付けられた人は理由もなくいじめられるというか圧力の対象になる。正直な話いじめられる人はいじめる側に目を付けられたという運の悪さくらいしか理由がないだろう。そういう意味では誰がその対象になってもおかしくないわけだ。もっと言えばいじめてる側もタイミングや人間関係が違っていたら、いじめられてた可能性もあるくらい中学生時代のイジメの関係は危ういものである。今国会で人がグループから抜けるだのなんだのもイジメの関係と本質的には同じだけど、あっちは暴力や暇つぶしの遊び的なイジメが無い問題にならないわけだ。
そもそもイジメというものは集団では発生するものだと認識して対応することが重要だろう。特に子供から体力的に大人になり、思春期のために理性よりも本能で動く中学生が一番怖い。加減というものがわからずにエスカレートしていく。だから、教室という閉じられた空間でイジメのないグループを作るのは難しい。相当優秀なリーダーとなる生徒がいるとか、教師自身が教室の生徒全員の敵となるべくヒールを演じるなどが必要だろう。教師が生徒の敵役になれば思春期の子供達のエネルギーは教師に向くし教室は共通敵の存在で一体感が生まれる可能性がある。
しかし、そういった事でもイジメはもう動物の本能である以上起きるだろう。イジメは起きるものとしての対策は簡単だ。いじめられた子が逃げられるような社会システムにしておくことだ。一番の問題は中学生に選択肢が無いこと。それはどういう事かと言うと中学生の年齢では中学に行く以外に選択肢がないのだ。拳法かなにかに書かれている「教育を受けさせる義務」と言う法律がイジメを産んでる制度なわけで、イジメの対象に選ばれた生徒というのは運が悪いだけだ。いじめられてる子のいじめられている理由というのをクラスメイトに聞いてみれば良くわかるだろう。いじめられている子のいじめられている理由に比べればよっぽどマヌケなことをしてる大人が社会人でいっぱしの給料を貰っていることだろう。
だから、イジメにあってる子は堂々と学校なんか行かずに自由に活動できるようにしてあげればいい。仕事でもやって大人と大人な付き合い方を憶えれば中学生の閉鎖された空間での力関係なんてちっぽけなことだとわかるだろう。
教育を受ける権利は重要だが、教育を受けさせる義務が中学という特殊な空間を作り出しているわけだ。この時代は男女に関わらず、いじめられてなくてもどこか友達関係に緊張感が無かっただろうか？好きでもないのになぜか仲良くしてた子がいたり、高校になって別れてすっきりとかそんな関係はなかっただろうか。そういった友達は自分がイジメの対象にならないための同盟軍という意味合いが強い。だから、案外中学時代から仲のいい友達というのはクラスメイトよりも部活の仲間だったりしないだろうか？クラスの友達というのは中学時代の対イジメ用の同盟なわけだ。
どんなわけで同盟関係が崩れたりすると誰もがイジメられる対象になりかねない危うい時期が中学時代なわけで、その時代にいじめられる子は冷戦に近い中学で地雷を踏んでしまったように運が悪いわけで、イジメを無くすと言うよりもいじめられてる子が自由に学校を休んでいっそ働けるようにしてあげるなり、大検のような試験で高校入試が受けられるようにして自宅勉強が出来るようにしてあげるべきだろう。何も教育を受けさせる義務は官僚管轄の学校でなくてもいいわけだ。
そうそう、中学生の年頃は中学に行くしか選択肢が無いのと、高校行くにはこの中学という亜空間を通らなければならないわけだ。いじめっ子ですら、選択を間違えればいじめられる側になりかねない緊張感のある学年である。僕の持論では複数の男女が強制的に集められた空間ではイジメは発生すると思う。特に異性がいると自分を強く見せようと男は男をいじめ、女は女をいじめる。
まあ、いっそいじめられっ子のような子こそデイトレーダーに向いてるような気がする。自殺するくらいなら、学校行かずに金稼ぎを始めた方がよっぽど将来のためだ。
気になる株価材料
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