男「お前を幸せにする」
女「私を幸せにして」

　よくありそうな男女間の会話だけど、さてこの幸せについての認識が男女で違うのではないかと勝手に思ったので超偏見で書いてみる。まあブロガーの無駄話なのでつっこみは無しの方向で。つーか連休はネタが無くて困るっつーの。
　まず男性が女性に言う「幸せ」とは一体どういう事を言ってるのだろうか。男性はやはり女性を養ってこそ男だと思っている。と言うことは女性に不自由な思いをさせないという意気込みで言うわけだから、この男性の言う「幸せ」とは不自由な生活をさせないと言うことだろう。と言うことは安定した生活を女性に誓っているように思える。
　では女性の方はどういった「幸せ」を男性に求めているのだろうか。女性はこの男性と一緒にいればきっと毎日が楽しいに違いないという期待から、「幸せ」にして欲しいと言っているように思える。これは男性の安定という意味合いの幸せとは違ったものであり、どちらかというと刺激的な毎日を「幸せ」と呼んでいるように思える。要するに女性は退屈のない毎日を幸せな日々と思っているのではないだろうか。
　まとめると
　男性の言う幸せは「安定した生活」
　女性の言う幸せは「退屈のない生活」
　とこのように幸せ観に関してのズレがあるのではないだろうか。まあ全員が全員こういうわけでもないだろうし、男女共の安定した生活を幸せと呼んでる時もあるだろうし、その逆もあるだろう。まあ価値観が合ってる男女は良いとして、ここで問題にするのはどうにも二人で生活してみて期待してたのと違うといった人達を対象に考えることにする。
　男性が安定した生活を幸せとして頑張って女性を楽させようと仕事を頑張り、残業もして女性の相手もせずに仕事に精を出す。一方女性の方は退屈のない生活を幸せだと思っていたのに、男性の方はずっと仕事ばかりに没頭する。いや前以上に仕事を優先の毎日を送ってしまって、女性は相手にして貰えずただ退屈な毎日を送ることになる。そうなった場合、女性は約束したはずの幸せな（退屈のない）生活を送っていない自分を哀れみ、約束を違えた男性を責める。しかし、男性の方は自分が約束したと思ってる幸せな（安定した）生活を維持するために頑張っているのに、女性から責められ混乱し、さらには口論になりケンカになる。
　こういった男女間の「幸せ」についての価値観にズレがある場合、生活の行き違いや価値観の違いという形にしてしまうのだろう。一度こういう曖昧な幸せなどの定義を二人で話し合って、価値観の違いを修正しておくのがいいだろうと思う。
　男性の言う幸せの「安定した生活」は誰もが想像付くように仕事に精を出して、お金を稼ぐ生活になりがちである。それでは女性の幸せである「退屈のない」生活とは真逆の方向である。これを両立するには相当な稼ぎがあるか、資産運用をうまくするかしなければ無理だ。しかし、これは両立をするならばという条件である。
　安定した生活を幸せとしてるのは男性であって、女性の幸せの第一条件ではないわけだ。要するに女性の求める幸せは退屈のない生活であって、例えお金が無くても日々の生活が苦しくても毎日が一緒にいられて楽しければ満足であったりするということだ。だから、お金が無くても仲良く暮らしている夫婦もいたりするわけだ。贅沢が身についてる人は除外するけどね。
　まあわかりやすく言えば、お金に困ることはなくてもカゴの鳥のように家で一人待ってるよりも、多少お金に困っても普段から一緒にいたり、むしろ少ないお金で遣り繰りしてる方が幸せを感じるのが、女性の言う幸せのように感じる。
　そんなわけで、曖昧な幸せなんて言葉で片付けずに恋人であっても夫婦であっても、お互いの幸せの形をしっかり確認しておくのがいいのではないかと思う。
　お金はあるには越したことはないけど、欲張りすぎて背伸びした為に失うものも多いのではないかと言うことを書いてみたかった、みたいな。
　というかまあ、福澤桃介先生も本多静六先生も共に貯蓄と投資と言ってるわけで、二人の時間を犠牲にしてまで、小銭を稼ぐよりも二人の時間を大切にしながら貯蓄に励みながら、投資で増やす方が幸せなのではないかと思うわけで。
　それに投資は刺激的だから、女性の幸せの退屈のない生活にもあってるでしょ？あ、だから主婦が刺激を求めてFXにハマるのかな。


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