ドラマフルハウスとフレンズを見終わったんだけど、なかなか両方とも良い形で終わったと思う。フルハウスの終盤はレギュラーが増えすぎたために時間が足りない感じで話を深く掘れない感じになっていったのは仕方ない。序盤の三人の父と三人の娘という構図の方が話を深く掘り下げられたのでシットコムは6人レギュラーが一番いいのかもしれない。フレンズはその点レギュラー6人体制を維持していたので時間的な窮屈さは終盤になっても無かった。しかし、フレンズの方はシットコムの宿命か、話が笑える方に展開していくためにどんどん設定が酷いことになっていく。部屋を交換したり、ルームメイトが代わったり、バツ3になってさらに違う女性二人に子供作ったりとか、設定だけ聞くと酷い感じだが流れ的にそうなってしまったわけだ。とは言えウィキペディア読むと出演料が高くなりすぎて終わったらしいが、フレンズは10シーズンまでやってたわけだし、ドラマの展開としてあのみんなで集まってた部屋を出た時点で終わったのは良い終わりだったと思う。それにもうジェネレーションX世代もフレンズのドラマの中で結婚したり子供を産んだり、出世したり転職したり色々ありながらも三十代になったわけだ。何を考えてるかわからない若者だったフレンズ世代がいつの間にか大人になっていた。その区切りとして、というかフレンズの終わりはジェネレーションXの終わりでもあったんじゃないかと思う。区切りとしても終わり方としても良かった。 そして、フレンズとフルハウスが見終わったのでアリー my Loveを見始めたわけだけど、これが面白い。法律事務所を舞台にアリーというブータレ顔の女の子が裁判に恋に生きる物語。色んなクライアントとその裁判を自分と重ねたり、27歳くらいの仕事は慣れてきてしっかりやり遂げられるもののプライベートではまだ子供っぽさがあるアリーは本当にどこにでもいそうなOLな感じだ。ちなみにアリーはカワイイなぁと思ってウィキペディアで調べたらなんとハリソンフォードと結婚してたとは。ハリソンフォードもやるなぁ。 あとアマゾンのレビューで確かアリーマイラブはヒアリングに良いとか書いてあった気がしたけど、確かに僕もそれを思った。フレンズやフルハウスなどのシットコムもヒアリングにいいんだろうけど、アリーマイラブは弁護士物なので若干難しいものの聴けないわけじゃないので、ヒアリング初級にフルハウス、フレンズ、中級にアリーマイラブがいいんじゃないかと思う。アリーマイラブはヒアリング教材としても良いんじゃないかと思う。