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日本の予算すげーな。このサイズは税収が増えても無理だろ

朝刊
12 /24 2010
一般会計、過去最大92.4兆円に=来年度予算、24日に閣議決定
 92兆円だってさ。そもそも税収が増えたとしてもそれでも92兆円まではいかないだろう。とするとこの国の税金はこの92兆円に届くように増税するわけだ。まあはっきり言って無理じゃないかと思う。そんなことすれば国民の生活も成り立たないだろう。はっきり言ってもう無理にでも予算規模自体をもっと現実的な数字にすべきじゃないだろうか。当然予算を無理に小さくすれば公務員は大幅にリストラになるだろうし、相当な痛みがあるが、この予算を維持する方もリスクが高すぎる。
 あと官僚はよく規制したがっていて、官僚に洗脳された人もバカのようにそれを諸手を挙げて賛成する。しかし、この規制というものはお金がかかっている。何かを禁止した場合、それを検定したりすると検定する組織が必要になるし、当然そこは天下り先にもなるわけだ。規制が起きる度にコストは膨れ上がっていく。規制に対するコストを考えていけば、何でもかんでも良さげに感じる物を規制しろと言う人も考えるようになるのではないだろうか。そして、そんな無駄な規制の積み重ねがまさにこの膨大な予算になっているわけだ。一つの規制では少ない額に感じるだろう。しかし、色んな省庁がみんな規制を積み重ねていった結果が予算に反映されて、規制の多い国では何をするのにもコストの高い国になってしまうわけだ。日本の細かい法律も全部集めてみれば本当にとんでもなく分厚い本が大量になるだろう。その法律の厚みの分だけコストも高くなっているだろうし、官僚も全部を理解してる人はきっといないだろう。年金だけでも理解してる人は誰もいないという話だし。とすると実は法律を全て洗えば数々の矛盾もあるかもしれないが、それを探すのも至難の業だろう。
 逆に考えると日本の国債が売れなくなって予算を組めなくなった時はこの高コストである無駄に多い規制を維持することは不可能になる。規制を守らなかったとしてもそれを取り締まる警官がいないのだから仕方ない。まあそうなった時にやっとこの国は無駄に積み上がった規制を書き換えて規制緩和するのではなくて、分厚い法律をまるごと焼くような規制緩和になるのじゃないかと思う。
 そんなわけで予算を減らすためには事業仕分けのようなやり方では減るわけがない。真っ先にするべきは無駄な規制を丸ごと削除して法律の簡素化をしていくべきだ。規制が無くなればその無駄な規制を維持するコストが大幅に減っていく。そうすれば予算も小さくなるわけだ。当然規制が無くなればそれを監視していた天下り機関も仕事が無くなる。
 一度日本の法律を全部集まっている所を見てみたい。本棚一つで足りないんだろうな。一体どれくらいあるんだろう。

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黒崎銀二

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2007年8月31日開設
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