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日経平均9,566.32-35.79

値上がり率ログ
09 /23 2010
15:10 09/22 2010
値上がり率上位/日本市場全体/デイリー
順位 コード 銘 柄 名 値上がり率(%) 取引値(円))
1 1757/大2 クレアホールディングス (株) +100.00 2
2 4798/東2 (株) エル・シー・エーホールディングス +50.00 3
3 4736/JQ 日本ラッド(株) +37.31 184
4 4657/JQ (株) 環境管理センター +32.65 325
5 9641/JQ サコス (株) +32.26 123
6 6297/JQ 鉱研工業 (株) +29.41 220
7 4566/マ (株) LTTバイオファーマ +20.01 23,990
8 8844/JQ (株) コスモスイニシア +18.40 251
9 4233/JQ プリヴェ企業再生グループ (株) +18.18 13
10 9318/東2 ジェイ・ブリッジ (株) +16.67 14
11 6208/東1 (株) 石川製作所 +15.94 80
12 3264/JQ (株) アスコット +15.87 73
13 1783/JQ (株) A.Cホールディングス +15.38 30
14 6279/大2 (株) 瑞光 +14.37 796
15 2414/大2 (株) 塩見ホールディングス +14.29 8
16 4667/JQ アイサンテクノロジー (株) +12.59 152
17 8927/JQ (株) 明豊エンタープライズ +10.93 203
18 7847/JQ (株) グラファイトデザイン +10.00 19,800
19 6879/JQ (株) フォトロン +9.81 414
20 3779/JQ ジェイ・エスコム ホールディングス (株) +9.09 12
21 3815/マ (株) メディア工房 +9.03 62,800
22 1986/JQ (株) 日商インターライフ +8.77 62
23 4321/東1 ケネディクス (株) +8.41 14,310
24 7721/東1 東京計器 (株) +8.26 118
25 7102/東1 日本車輌製造 (株) +7.49 416
26 7564/JQ (株) ワークマン +7.45 1,399
27 3641/JQ (株) パピレス +7.04 3,420
28 4331/東1 (株) テイクアンドギヴ・ニーズ +6.82 6,110
29 4642/東2 オリジナル設計 (株) +6.73 111
30 3266/JQ (株) ファンドクリエーショングループ +6.67 48
31 3803/HC イメージ情報開発 (株) +6.67 80,000
32 2341/JQ (株) アルバイトタイムス +6.67 64
33 4304/HC (株) Eストアー +6.58 103,600
34 7758/東2 (株) セコニック +6.48 115
35 6203/東1 豊和工業 (株) +6.41 83
36 2694/JQ (株) ジー・テイスト +6.41 83
37 3318/JQ (株) メガネスーパー +6.21 171
38 6265/JQ (株) 妙徳 +6.20 274
39 9789/東2 (株) 栄光 +6.18 395
40 1405/東2 サーラ住宅 (株) +6.13 329
41 8767/マ (株) ウェブクルー +5.83 72,600
42 3323/HC レカムホールディングス (株) +5.73 2,400
43 6894/東2 パルステック工業 (株) +5.69 130
44 7448/東1 (株) ジーンズメイト +5.67 205
45 3114/大2 (株) プロジェ・ホールディングス +5.56 19
46 3245/マ (株) ディア・ライフ +5.53 22,690
47 6403/JQ 水道機工 (株) +5.47 135
48 8029/東1 (株) ルック +5.47 135
49 6147/JQ (株) ヤマザキ +5.26 400
50 4627/JQ ナトコ (株) +5.15 694

ツイッターでデフレ良いと言うとべったべたインフレ論が飛んでくる

朝刊
09 /23 2010
 ツイッターでデフレの方がいいですよーとつぶやけばしたり顔でベタベタな教科書に書かれてるインフレ論が飛んでくる。もうそんなの踏まえた上で言ってるというのに彼らにはそれが理解できないらしい。要するに教科書的にインフレになれば物価が上がって給料が上がってみんな豊になるという経済のテストなら満点の答えだ。
 もう面倒臭いので適当に相手にしてるけど、その中で見えてくるものがあった。彼らのほとんどがインフレ未体験のインフレ童貞のデフレっ子世代だという事だ。しかも経済を煽りまくってる経済アナリストが口を揃えてそう言うし、バブルに乗り損ねて地団駄を踏んで次のバブルは乗ってやるぜ感満々の勝間がツイッターでデフレ危機教というのを始めちゃったのだからたちが悪い。このタグではまるでインフレという極楽浄土を目指して教典を色んな解釈をしているカルト教の雰囲気さえ漂う。なまじ紛れ込んだらインフレが良いと言う数字を持ってきて洗脳していくことだろう。
 そんなデフレ釣りだが、若者で多少経済かじった雑魚は釣れるが大人と言えるような年齢層は釣れないでいる。ここに面白いデータがあると思う。高い年齢の人は実際にインフレを体験している世代だ。インフレ童貞がインフレのあそこはこうなってるんだぜとか興奮していても、もう嫌というほどインフレを知ってる世代の心には響かないのは当然だろう。どんなにインフレ童貞達が数字を羅列してもそこには経験はないし、ネットでの日本のインフレ時代の数字だと持ってこられても、その中には賃金上昇よりも物価が上昇し、その為にストライキや労使交渉をして賃上げを獲得していったと言う仕事としての労働以外での労働も混みで上げていった賃金上昇だとはインフレ童貞達はまるで知らない。そう彼らは物価が上がれば自然と賃金が上がるものだと思ってるのだ。なるほどお客様世代とは良く言ったものだ。
 そしてそんな労使交渉で企業側と戦った人間の代表が実は菅総理であって、彼が政治家として役に立つのは実はインフレの物価上昇局面で労使に関する社員側の立場代表としてならきっと良い仕事をしたことだろう。まさに菅総理が政治家として立ったのはインフレという時代であって、菅総理は得意な世界とはまるで逆の世界でトップに
なってしまったわけだ。代表選の時の「頑張ろう頑張ろう頑張ろう」の合図があっただろう。あれこそまさにストライキの頃の名残で若い子には気持ち悪さも感じたかも知れない。
 大人はインフレという物を体験している。僕らの世代も子供の頃はインフレで大人になると同時にデフレに入った。今の若者はみんなインフレを体験せずに育っている。そしてバブルをインフレと勘違いしてる節がある。はっきり言ってインフレになったからと言ってバブル期にいきなりなるはずがないのは体験した人ならみなわかっている事だろう。頭で理解しなくてもインフレになればみんなうまくいくという今の一部の動きに気持ちよく頷けないだろう。
 それからデフレっ子が憧れてるバブルだけど、あれも特殊な規制が効いてるために起きた歪な羽振りの良さだった。あのバブルの正体は社員も今よりは給料は良かっただろうが、その給料よりも会社の接待費が鍵になっている。土地や株が上がっていった為に莫大な利益が出た企業が、巨額な法人税で国に没収されるくらいならと、湯水のごとくお金を接待費に使っていった結果だった。このことは誰もが読んでる小沢一郎の日本改造計画にも書かれている事なので確認してみるといいだろう。要するに社員自体が金持ちではなくて、巨額な法人税を払いたくないから営業に次の仕事に繋げるために接待させていたお金が元本なのだ。だからお金があると言っても歪で自分自身はサラリーマンの給料だが、その給料以上のお金を遊ぶ事に使えたわけだ。と言うことは自然と仕事の花形は営業になり、営業に得意な文系人材が重宝され、そういう学部が人気があった理由がわかる。だから理系や研究員は影が薄く羽振りの良さなどまるでないことがわかる。更にコンサートでは米米クラブのライブが派手さで有名で本人も満員でも赤字というライブを行っていた。これほど収支のいかれたライブがやれたのはCDが売れに売れた音楽会社が節税目的と宣伝を兼ねてライブをしてたのではないだろうか。だから今ではライブで稼ぐ事が当たり前のアーティストもライブで稼ぐモデルへの変更が遅れたのはそう言った感覚が残ってるからではないかと思う。あと出版社もボロ儲けしてたわけで、作家を接待するわけだが、その仕事は編集者の仕事なわけだ。羽振りの良さはきっと作家よりもその担当編集者の方が実は良かったのではないかと思う。当然お金を持ってるのは作家だろうが、羽振りの良さとはまた別だ。社員は会社のお金を湯水のごとく使えるわけだ。そして接待費を使える人は接待を名目に遊びまくれるというわけだ。バブルとは言え女性を落とす目的以外にお金を使いまくる人はいないだろう。彼らもお金の流れに踊らされたわけだ。きっと自分の給料は当然株を買うというわけだ。
 そんなわけで接待費が湯水のごとく使えた営業とは違い、他の職種も景気が良かったのかというとそれほどでも無かったのではないかと思う。とにかく仕事が多くて使うヒマがなく貯まっていったというのはあるだろうが、それはデフレの今でも使うヒマもなければ貯まっていくだろう。そして今では人気の公務員だが当時は不人気の職業だった。今では考えられないだろうが。その為かお役所仕事的な時間にきっかり終わったりするのは当時の彼らなりのストライキだったのではないかと思う。
 そんなわけでバブルは土地や株の値上がりもあるが社員の羽振りの良さは儲けすぎた企業の節税対策なわけだ。その反面、給料の低く接待費など使えないような仕事をしてた人達は高い物価に苦労しながら生活をしていた。まさか全員が全員バラ色だったと思ってる人はいないだろうと思うが。
 バブルは特殊な状況であるために、インフレという状態とはまた別だが、僕らが体験したインフレと言えばゲームソフトだろう。始め3000円くらいだった物が6000円や7000円になり、スーパーファミコンでは1万円を超えていた。ゲームソフト一本一万円越えていたら今では売れるだろうか。それがインフレというものの怖さで物価が上がっていくという事は、収入がしっかりと上がっていく人は生活を維持出来るが、上がっていかなければどんどん生活水準が下がっていく。収入が上がっていっても維持するのが精一杯なわけだ。一部の特殊な勝ち組なら別だが、それは特殊な例なので含めない。勝ち組は別にインフレデフレ関係無く勝っていくのだから。
 今の若い子の描くインフレというのは、せいぜい生活必需品が今の価格を維持していて、他の物価が上がっていくと言う生ぬるいものを想像してるのかもしれないが、実際は生活必需品から上がっていく。オイルショックの笑い話のようなトイレットペーパー漁りがあるが、あれこそまさにインフレの影響で物が無くなるという噂で在庫が無くなるわけだ。まるでデフレ危機と煽っている連中と似てるではないか。
 それに個人的にはインフレに対して耐性のある国と無い国があると思っている。インフレに鈍感になれる国というのは食料とエネルギーを自給自足出来る国だろうと思う。なぜなら物価が上がっても食料は確保出来るからだ。食さえ確保出来て安価で提供できれば、賃金格差や家電製品が高くなっても生きてはいける。かなりの格差があっても食を賄えることが出来れば、国としては機能する。アメリカやヨーロッパは食料を自国で賄えるわけだから、むりやりインフレにしてもいい。インフレとは通貨価値の下落であるために、国が国民から資産を吸い上げているのと同じで、通貨が安くなるから国債も安くなる。借金してる人には良い状況で作家の星新一がハイパーインフレのお陰で親の企業が倒産したせいでできた巨額な借金を返済したのは有名である。その代わりに貯金をしてた人はその資産価値が小さくなるわけだ。こう聞くと金持ちが大損するように聞こえる。逆にデフレでは金持ちが通貨価値が上がるわけだからさらに金持ちになるというのが教科書通りで、ツイッターのインフレ童貞も言ってたことだ。しかし、そもそもインフレになれば資産家は当然株や土地に投資するわけで、バカの一つ覚えで現金で持ってるお金持ちはいない。そしてデフレではお金持ちが金持ちになると言うのも教科書通りだが、実際は資産家は当然土地や株を持っていて、デフレ暴落で現金の価値上昇以上の大損をしてるわけだ。株価の暴落で実際に日本の金融資産は大きな額縮小したわけだ。はっきり言って教科書通りに金持ちが動くわけがない。
 んでインフレ童貞は金持ち(日本では年寄り)としてたけど、もしも資産投資もしない年金で暮らしてるお年寄りのことを言っていたのだったら、そのインフレ童貞の金持ち基準が低すぎて話にならない。ペイオフで保護される額くらいの現金持ちは金持ちではない。確かに若者に比べたら持っているだろうが、それは人生の長さの違いだ。もしも20代の若者よりも5歳児がお金を持ってたらおかしいだろう。さらに5歳児が20代の若者にお金持ちすぎだと言われたらどう思うだろうか。人生という時間の長さから見て年上が自分よりもお金を持ってるのは当たり前なことだ。
 そんなペイオフで保護される現金しか持ってないお年寄りもお金持ちと言ってるお金のない若者達がインフレがいい!と叫んでる。インフレになった途端に物価の上昇に耐えられず財布が空っぽになるのは誰が見ても若者だという事がわかる。しかも彼らはきっと企業はしっかりと賃上げをしてくれると勘違いしてるのだから面倒臭い。日本企業と労働者の戦いの歴史は壮絶であり、調べてみれば誰にでもわかるほど大変な仕事だ。ある電機メーカーなど日本国内で製品を高く売って、海外ではそれよりも低い価格を売っていて不買運動が起こったりもしたのだ。
 そんなわけで僕は生活に苦しい若者のことを思ってこそ、デフレが良いと言ってるのに当の若者達はまだ見ぬインフレの世界に憧れの念を抱いて暴走してるのをニヤニヤと見てるわけだ。当然僕も株を買ってる以上、インフレでは恩恵を受けるだろうが、はたしてインフレ信者達はしっかりとインフレを理解してそのリスクヘッジが出来てるか心配ではある。インフレがいいと言っていながらも、待望のインフレが来てるのに貯蓄体質が治らずにインフレ下でも貯蓄に励み、資産の目減りさせて「話が違うじゃないかー!」と叫び、また違う経済アナリストの口車に乗って、バブルの天辺で高値つかみをするんだろうなぁと思ったりしながらも、ツイッターで時々デフレをつぶやいて釣りでもしようかと思う。
 ぶっちゃけインフレだろうがデフレだろうがリスクヘッジすればいいだけの話。デフレだから負け組だって人はインフレでも負け組だろうし、インフレでの負け組の悲惨さはデフレの負け組の比ではない。もう負け組ではなくゴミだから、呼ばれ方すらないのが現実だろう。インフレ下ではこんなにゆっくりとした生活は出来ないだろう。インフレでは憧れだった悠々自適な生活が出来るのに、そうなった途端にインフレの遠泳のような毎日を望むのだから人とは勝手なものだと思う。このギャップがきっと次のバブルの種なのだろうが。

気になる株価材料
ツイッターが不具合修復=登録情報流出なし―米
IE9β版、2日で200万ダウンロード超え
[サービス]ヤフーとDeNA、PCでソーシャルゲーム、「Yahoo!モバゲー」ベータ版提供開始
50以上のサービスがひしめくクーポン共同購入サイト この2か月で利用者5.4倍
PCで「怪盗ロワイヤル」が楽しめる「Yahoo! モバゲー」
<米国>「追加緩和の用意」FRBが声明
AIG、日本の生保2社を売却へ=米プルデンシャルが有力
<中部電力>静岡に太陽光発電所…14年度運転開始へ
<経済連携協定>対策チーム設置へ…経産・農水合同
<シャープ>米の太陽発電大手を買収…年内に完全子会社化へ
<日本車輛>米で480億円受注…高速鉄道売り込みに弾み
米週間住宅ローン申請指数、3週連続で低下
「暑すぎてコンビニしか行けず」 “猛暑特需”百貨店、スーパー散々
野村の投信募集に暗雲、中国人観光客の減少見込みで
ゴールドマンが投資先の宝飾専門店を売却、約100億円の見込み
MRJ、黒字化は納入開始から10年=三菱航空機社長
ポケモン新作DS用ソフト 発売初週で販売数255万本突破
カゴメが10年4―9月期業績予想を上方修正、猛暑も寄与
ドン・キホーテ、大阪に会員制の卸売り型小売店オープン
シャープ、ネット動画など楽しめる「AQUOSネットチューナー」発売
ファクス受注・センター配送… 新市場、ネットスーパーが活況
<サマーズ委員長>退任へ…オバマ政権の経済チーム司令塔
米マイクロソフト、四半期配当を23%引き上げへ
三菱電機、復配へ---中間配当を予想
キティ、南米“狙う” サンリオ、ライセンス事業強化で営業益倍増へ

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
投資法は現物買い推奨
投資による損失は自己責任でお願いします。
福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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