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ニコニコ動画とかYouTubeとかテレビって

朝刊
11 /07 2010
 小沢一郎特番のニコ生がテレビのニュース番組を飾り、今ではYouTubeの尖閣動画がニュース番組をジャックしてる。ここ最近の動きはちょっと前では考えられないことで、動画投稿サイトのソースをニュースとしてテレビが取り上げる時代になったことの証明だろう。
 今までテレビニュースのソース元は新聞がメインで時々週刊誌という感じ。そのソースをテレビカメラが追っかけているという感じだった。そう言えばテレビ独自ってあったのかなぁ。そんな新聞べったりだったテレビが今まで極力無視してたというか触れないでいた動画投稿サイトのニュースをテレビニュースのメインにする時代になったわけだ。まあネットをやってる人にとってYouTubeやニコニコ動画は知っていて当たり前だろうが、テレビしか見ていない人にとっては全く未知のサイトになる。それがテレビのニュースで大々的に取り上げた場合の認知度の上昇はとんでもないものがあるだろう。過去には匿名掲示板の群雄割拠時代にネオ麦茶事件で2ちゃんねるがニュースに取り上げられて一気に独り勝ちの状態になった。あんな状況を思い出される。
 今回の動画サイトのニュース露出によって、YouTubeは知ってる人が多くても、今まで2ちゃんねるを有名にしてしまった失敗からか、あえて触れてこなかったニコニコ動画が表に出てきたのは大きいと思う。過去には元々ニコ動で盛り上がったネタもあえてYouTubeで人気の動画としてたわけだから。しっかし、日本企業のわからないところは日本企業のニコ動よりもアメリカ企業のYouTubeならいいという感覚があるところだ。アメリカ企業を儲けさせてもいいという感覚はちょっと理解不能だが、小沢一郎特番のようにニコ生と全面的に書かれているスタジオでやられてしまえば、とうとうテレビもニコ動を無視することは出来なくなった。しかし、ニュース番組の抵抗か、ニコ生やニコ動とは呼ばずにネット動画サイトという風に呼んでいたところに抵抗が見えるのが面白い。
 まあなんにしても、ここ最近のテレビニュース番組の変化は非常に面白い。あとNHKのニュースで日本の反中デモが報道されたのも面白い変化だろう。これを報道しないと後で中国での反日デモが起きた時の説明が出来ないからだろう。この前の反日デモで反省したところが見える。
 日本のメディアは嫌々ながらも変化してる。本人達も気付いてはいないのだろうけど。

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 通貨に関しての立ち位置が国によって変わってきた。新興国はインフレがキツくなり始め、金利を上げ始めている。ユーロもインフレが警戒から金利を上げたいが上げられない。しかし、アメリカと日本は通貨を下げたくて仕方ない。要するに国事によっては我慢してる部分がある。この通貨によって我慢してるところでバブルが発生する。日本の過去に起こったバブルは世界経済に気を使うために利上げが出来ずにいた結果起きたものだから、今世界で利上げをしたくてもそれが出来ないでいる国はバブルが起きる可能性が大きい。まあ今一番利上げを我慢してる国と言えば中国であり、日本のバブルの失敗を学んだというなら、しっかり利上げを適正に行うのが常道だ。しかし、彼らもバブル前の日本と同じように利上げに関して我慢をしてしまっている。その我慢がきっとバブルを引き起こすトリガーになる。他の新興国やユーロも我慢を重ねれば重ねるほどインフレとバブルが起きる可能性を高めていると言えるだろう。

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黒崎銀二

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