米医療保険法が成立へ＝歴史的転換、下院が可決－大統領、大きな政治的勝利
　すごいなぁ。あのアメリカで国民皆保険が出来るとは。オバマ大統領も瀕死だったけど、可決に一票でも多ければいいのだから、瀕死でも勝てばいいのだ。他の大統領が通そうとしても無理だったこの法案を色々あってたとしても通すとはスゴいことだ。まさに歴史的な一大事であることは、マスコミにいない僕ですらわかってるわけで、当然メディアの人は大きく驚き特番でもやるのかと思ったけど、まるでそんな動きもなくニュースコーナーの一つのネタで終わるこの日本にメディアは存在してるのかと首を傾げる。まあNHKは時事ネタをしっかり取り扱う枠はあるのでそこで期待出来るが問題は民放だ。民放は歴史的な一大事でもきっとシカトを決め込むだろうというこの神経。メディア全体で無視すれば無かったことにでも出来ると思ってるのだろうか。
　ああ、この医療改革はどうすごいのかというと、マイケルムーア監督の映画で取り上げてたようなのでそっちの方が詳しくていいかも。簡単に言うとアメリカは民間の医療保険はあっても国営の保険がない。日本で言うと国民健康保険が無い状態だったわけだ。だから、貧しい人達は注射一本してもらうのにも無保険で高額な医療費を払わなければならなかったわけだ。子供には病院はなにかと必要だけど、それを無保険で支払うとしたらどれだけの人が事の重要さがわかるだろうか。その代わりにお金持ちは世界で一番の手厚い医療が受けられる。まさに天国か地獄という医療事情なわけだ。その為に過去にもクリントン大統領などが挑戦したらしいけど無理だったみたい。まあ国民皆保険がない為に、保険会社が異様な力を持っているために、ロビー活動や頭の悪いアメリカ人をテレビを利用して皆保険は悪いんだぞと煽って潰してきたわけだ。こういう医療事情がどうも海外旅行の怖さを感じる原因の一つなんだよなぁ。向こうで病院に行ったらどれだけ請求されるのか。アメリカは裁判などでべらぼうなお金が取れる代わりに肝心なところがやたらと冷たいのがちょっと怖い。お金もってれば居心地がいいんだろうけど。
　まあそんなわけで、アメリカで歴史的な法案が通った日だった。でも日本のメディアはみんなポッカーンとしてたわけだ。いや今材料を集めて特番を組んでるところだと信じたい。でもしょうもない不良資産化しつつある無駄に多いお笑い芸人や年寄りタレントを使わずにはいられないんだろうなぁ。そうしたらこういう社会派な番組は出来ないよねぇ。

バイクが育てる「若者の夢」
　バイクで成り上がった日本がバイクに冷たい理由はどうしてだろう。バイクは車への実用化の前の段階のテストを出来る機体で、実験的なシステムもバイクでやるべきなのに、どうしてかこの国はバイクに冷たい。電気自動車に無理矢理したいのだろうが、効率的には電気バイクを先にかませてインフラ整備した方がよっぽど手っ取り早い。電気バイクの実用化ならすぐにいけるのだろうが国はどうしてか電気バイクを飛ばして電気自動車に行こうとする。なぜなんだろう。電気自動車であれば設備投資も必要でありなかなか新規参入が出来ないわけだ。きっとどこかの大手自動車専業メーカーの圧力ではないかと思う。

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