信子「…すごかったわ…。なんなのあれ」
益利「今年は映画が豊作だった。その為に今年一番の映画って何か決めるのが難しかった。しかし、それが今日決定した。今年、いや日本最高傑作アクション映画なんじゃないのか、これ！」
信子「怒濤の如く続くアクションの嵐。生身の人間状態でも動く動く、跳ぶしバック宙やら壁蹴りやら、もうね。しかもその怒濤の如くのスピード感ある流れを一切止めずに、物語は続き複線やらゲストライダーやゲストヒーローの折り込み方、フォーゼからウィザードのつながりも、、フォーゼのその後の話も全部最高。いえ、最高なんて言葉すら陳腐だわ。まさにこれこそ求めていたアクション映画よ」
益利「オレはずっと鳥肌が立ちっぱなしだった！こんな事ってあるんだな。フォーゼのその後の話もいいし、そこに出てきたイナズマンの登場の仕方とか、ウィザードとポワトリンの絡みとか！ポワトリンも体が柔らかくてアクションで魅せてくれるし！しかもフォーゼには仮面ライダーなでしこも復活。ダブルロケットとか！全部が完璧で、仮面ライダー観てて良かったと心の底から思うよ。ウィザード微妙とか思っててゴメン。超かっこよかった！」
信子「イナズマンとかポワトリンとかよくわからないけど、なんかイナズマンの出てくる時は確かに熱かった。あれはヤバイ。とにかくアクションもずっと続くからまるでアクション映画のジェットコースターに乗ってるかのような爽快感があったわね。あたしとしてはアベンジャーズよりもこっちの方が遙かに面白かった」
益利「だよな！それにオーズの登場も良かったし、とにかく悪いところが全くないくせにずっと内容濃いから、時間を本当に長く感じた。もう嬉しいおなかいっぱい感で本当に心が満腹だったよ」
信子「本当に面白かったなぁ。もう一回観たいなぁ」
益利「ブルーレイ出たらこれは買わないとな！ああ、もう一回観たい！」
信子「これがアカデミー賞で評価されない理由がわからないわね。まあ、まさかこれだけ映画豊作の年に最後の最後で仮面ライダーが一番になるなんてね。でも本当に面白かった。これだけは譲れないわね」
益利「最後まで伏線もきっちり回収していったしな。あんな無茶な二つの作品をこんなに綺麗に繋げて、なおかつ信じられないほどの体を使ったアクションを見せ続けるとか、こんなのを作れるんだな」
信子「これを超える物は当分出てこないと思うわねぇ」
益利「きっと未来の仮面ライダー達ならやってくれるさ」
信子「改めて思うけど、フォーゼっていい作品だったのねぇ。一応この作品で終わることになるんだろうけど、いい大団円だったと思うわね」