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GWが投資家にとって一番休める時期だよなぁ

朝刊
04 /30 2011
 あまりGWって相場もないし、書くことも無いんだけど、改めて思うと一年を通して相場に向かってる人間がしっかり休めるのってGWくらいなんだよなぁ。お盆は赤い日じゃないので結構普通だし、三が日は赤い日だからGWと正月くらいがまとまって休める時期だよなぁ。月曜休みはあるものの案外大きく休める時って無いような気がする。まあ株持たなければいつでも休めるんだろうけど。もしくは株価を意識しなければ。
 まあそんなわけで適当な事を書いてるけど、とりあえずフルハウスフレンズを消化していく。しかし改めて観るとフルハウスとフレンズは似てるようでも本当に内容が違う。主要メンツがどちらも男女3人3人なのだが、フレンズは同世代の男女、フルハウスは男性が大人で女性は子供という構図。フレンズにおいてはどちらかと言えば女性陣が主役のポジションでみんな美人なわけだが、フルハウスはフレンズの主力商品である20代女性がいない。後からジェシーおじさんと結婚するベッキーが加わるが、色気ではフルハウスほどの貢献はしない。しかもこのフルハウスとフレンズの登場人物の頭の中で浮かべることがまるで違うのも面白い。フレンズの連中は何をおいても真っ先にセックスのことを考えているが、フルハウスはそれよりも子供達の事を考えている。フレンズが異性愛ならフルハウスは家族愛なわけだ。
 まだシリーズの始まりの方しか観てないが、作品として深いテーマ的な問題と解決をしていくのはフルハウスのように感じる。改めてフルハウスは良く出来てるなぁと思う。それにあまりセックスの事を表現しないのは気楽に観ていくにはいい。家族の日常というか、コメディアンのジョーイがいつも家にいて子供達を見守ってる姿は本当に良い母親役だなぁと思えて、何気ない生活のシーンでもジョーイに感動することがある。このフルハウスで一番キーになってるのはこのジョーイだろう。他の家族はみんな血のつながりがあるが、ジョーイは父親のダニーの親友であるという繋がりであり、ジョーイ自身もその事を表に出さないが気にしてるという葛藤があるのがいい。時々それが原因でケンカになったりしたり、血の繋がらないジョーイが一番家族の母親役してる姿など観てるとただただ感動する。
 このフルハウス、ジョーイを入れずに母親に若い美人の女優でも成り立ちそうだし、きっとそっちの方が自然の形だっただろう。ミシェルが生まれたタナー家にロックを目指しているおじさんが子守役に転がり込んでくる。そういう形でも良かったのだろうし、タナー家の母親役に美人女優枠を用意したいものだろうが、それをせずに血の繋がらないふざけること好きなジョーイが誰よりも子供に優しい母親役になってることによって、物語が深くなる。特にこのジョーイが他の大人達を慰めるシーンやジョーイ自身が部屋のないことの不満を溜め込んで爆発するけど地下のガレージが留守にしてた間にジョーイの部屋に改造してあった時の話など、普段がおちゃらけ担当であり、家族の緩衝材になってるジョーイが目立つ話は本当にいい。本当にドラマフルハウスは全員が全員キャラがしっかりしてるし、誰一人不必要な登場人物がない良く出来た物語だろう。
 フレンズも感動する話はあるものの、フレンズほどくるものはない。まあ基本コメディであるから面白さやジョークの言い回しのうまさや20代男女の複雑な関係や悩みなどはよく描けている。しかし、フルハウスの大人が子供達に優しく説教するシーンが演出する感動には敵わない。NHKがフルハウスをヘビーローテーションしているがフレンズはセックス表現が多すぎて放送できないのだろう、そういった意味でもやはりフルハウスは良く出来ている。
 あと日本にはこういったシットコムは無いと思っていたけど、良く思いだしてみるとそうでもないと思った。日本でのこういったシットコムはアニメや漫画が代用しているのだ。特に漫画だと四コマ漫画だ。アニメではサザエさんやドラえもんやクレヨンしんちゃんやまいにちかあさんがそれになるんじゃないだろうか。だから、日本ではシットコムドラマが無いではなくて、そのポジションを漫画やアニメがとっくの昔に奪っていたことになる。だから、そういった漫画の実写ドラマものはどこかコメディっぽい感じになるだろう。あのコメディっぽさをもっとコメディだと割り切れたらきっといいシットコムになると思うわけだ。今思えばドラマいじわるばあさんなど良く出来たシットコムだったではないか。
 そんなわけで日本でシットコムを作りたければ漫画のドラマ化したものをもっとシットコムと割り切って作れば出来上がるだろう。

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黒崎銀二

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