確かに実体経済的にはまだ冷え込んでるように感じる人もいるかもしれないけど、足で肌感覚で経済熱を感じるのが好きな僕としてはもう大分個人レベルでは気持ちが持ち直していて、株価も上げ調子のままで一万二千円を狙うかという流れである。これは実体経済はまだ弱くても、日経平均の押し上げは銀行や個人投資家の業績を押し上げるために、徐々に他の企業にも波及していくわけだ。田んぼで言えば上流から水が流れてきて、上の方の田んぼだけに水が流れ始めた状態。時間が経てば次第に他の産業にも波及していくわけだ。経済はすべてが一気に上がるということはない。次第に他の企業へ好業績が波及していって、波及効果がまた一番始めに業績が良くなった企業に戻ってきて業績を押し上げて行くという、順々に押し上げて行くのが経済だ。そんなわけでアメリカ株の上昇も起きて日本株も上がっている状態で個人的にはもう手放しでも成長していくのではないかと思っている。ただまあ不安の種が常にあるわけで油断は出来ないし、金融引き締めを急いでしてしまったらまた冷え込むこともあるだろう。
　しかし、経済対策をしろと連立した党が言ってるとかニュースをみた。確かに普通に考えれば景気対策も必要だと感じるかも知れないが、株価の上昇と業績の上方修正などによって景気は大底を脱しているのは間違いない。放っておいてもいいのだが、経済対策によってさらに押し上げるのも手っ取り早いかもしれない。しかし、景気が持ち直してるのに過剰な景気対策やデフレ対策は当然バブルの原因になるわけだ。そういった警戒心はまるで無いように見えるのが日本の古い政治家というか経済がわからない政治家なのだろう。しかもこの経済対策が本当に経済対策目的ではない事がわかるのは、6月あたりにしろというのだ。もう完全に選挙目的以外の何物でもない。まあ完全に確信犯的な発言だろうが、景気が良い、悪いの二択しかない日本人には悪いのだからどんどんやれという意見や、民主党も選挙前のバラマキは魅力的だからやる可能性が高いのが怖い。ゼロ金利に景気が持ち直してるのに過剰な景気対策はバブルを起こすだろう。さて次のバブルの波を日本の政治家はしっかりの乗りこなせるのか。これだけ世界は何度もバブルとその崩壊を体験してるのだから、そろそろ政治家の素質にバブルを乗りこなす能力が必要だと言う事を気付いて欲しいものだ。

本四の高速料金、見直し要求へ＝仙谷担当相
　やっぱり見なすわな。これじゃ地域差別だ。

中国６年ぶり貿易赤字…３月、材料など輸入増
　まさかの中国貿易赤字。輸入しすぎだ。

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