ロボコップとロボコップ2を安く手に入れたので久しぶりに観た。3もあるらしいけど、それは手に入ってないし、監督違うみたいなのでいいかなと。でもウィキでみると3ではバブル時代の日本企業が適役とかちょっと気になる内容。
そんなわけでロボコップとロボコップ2を観たわけだけど、今観ても充分に観られる作品であることに驚いた。やはりあのロボコップのメカ的な動作は見事と言わざるを得ない。現在ロボットを描写しようとしたら、もっとスマートなロボットになるだろうけど、あのメカメカした動きは本当に機械的で素晴らしい。さらにそのロボコップの素体になったマーフィー刑事が死ぬことで誕生するロボコップだが、その流れが悲しい反面、死んだ後にロボコップとして改造されながら意識が戻って改造されていく様をロボコップ視点で観られる演出は本当に素晴らしい。まるで自分がロボコップに改造されてるかのような感覚になる。撮り方によっては俯瞰した視点で改造される映像を見せるやり方もあっただろうけど、そっちだと面白みが無いし何より無駄にグロテスクになりかねない。それよりもロボコップが完成した時にロボコップの前でパーティーしてる描写をロボコップのディスプレーを通して見るのは面白かった。基本的にロボコップは色んなところにブラックユーモアが散りばめられてる点もセンスがいい。
ロボコップ2ではロボコップを作る時のロボコップ視点をなんと壊される時に使用してるが、こっちは次第に壊されるロボコップのディスプレーを通して、ロボコップ自身が壊されてるのを見るわけだけど、「関節を狙え」とかいかにも言いそうな事を言って壊していく。壊していく男の楽しさと壊されていくロボコップの悲しさが本当に良く伝わってくる感じだ。
特にロボコップ2の舞台は相変わらず不景気のデトロイトで警官までストしてる始末で犯罪者はやりたい放題。なんだかイギリスの暴動を予言するかのような荒れようだ。まあ日本もそのうち他人事じゃなくなりそうで怖いけど。車産業がどんどん空洞化していく日本もデトロイトから仕事を奪ったわけだし。そんなデトロイトで盛り上がってるのが作中新型ドラッグのヌークだ。それを犯罪グループが作ってるわけだけど、「メイドインアメリカの復活だ」と言ってるシーンは、メイドインアメリカがジャパンになってる現状とメイドインアメリカと製造業のアメリカだった頃の誇りがまだ残ってる時代だったのだろう。それが今ではジャパンからコリアになり、今ではチャイナだ。結構に今の日本にとってこのロボコップ2の世界観は他人事ではない。昔観た時はそんなこと感じなかったけど、今観ると当時のアメリカの焦りというか苦境というかそう言う物が垣間見られる。
まあそんなわけでロボコップとロボコップ2は面白かったと言う事で。やっぱり本物の爆発はいいねぇ。
光より速いニュートリノ観測=相対性理論と矛盾―名古屋大など国際研究グループ これが本当ならすごい発見だな。光より速い物が存在するなんて。
国際格付大手2社、米大手銀行3行の格付けを引き下げ そろそろ格付会社っていうものに世界は怒っていいと思うんだけど。
気になる株価材料
ベセスダ、『The Elder Scrolls V: Skyrim』の国内発売日を2011年12月8日と発表<世界株>下落止まらず アジアでも大幅値下がり米下院がつなぎ予算案可決、民主党反対で上院は否決の見込み森永、雪印などバター一斉値上げ 原発事故と猛暑が原因東北、地熱潜在力74万キロワット 協議会、規制緩和や補助金復活を要望NY債券市場、買い膨らむ…株価大幅続落で