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日本アカデミー賞の茶番感がなぁ。

朝刊
02 /19 2011
【日本アカデミー賞】『悪人』が今年最多5冠 妻夫木&深津が最優秀主演W受賞
 日本アカデミー賞の候補が決まった数本だけ。中には世界に認められたからという感じで選ばれている作品もあったり。まあ毎度のこととは言え、いい加減こういった茶番はどうにかならないものだろうか。他の国の賞ではもっと無名だった作品を受賞させてノーマークだった映画がシンデレラ的な出世をするから面白いのに、日本ではもう候補からそこそこテレビで推した作品だけになっている。
 候補がいい加減ならもう誰が受賞しても面白みがないわけだ。もうこの日本アカデミー賞は力を入れたけど売れなかった作品を再注目と宣伝をする為にやってるようにしか見えない。もっと無名な作品を受賞させて日本を驚かせたり、本当に面白い作品で海外も日本アカデミー賞を注目してるという状況にしようという気概が見えない。
 はっきり言って日本アカデミー賞は、発展途上国のアカデミー賞ごっこから何も変わっていない。その為に茶番感が現代には胡散臭さに見えるし、日本アカデミー賞を受賞したからと言って、再ブレイクするということもない。何のためにやってる賞なんだか。昔はそれでも良かっただろうが、そろそろこの国も先進国であるなら、ちゃんと世界が注目するような評価をするような賞にならなければならないんじゃないだろうか。はっきり言って日本アカデミー賞はきっちり認定してる人の顔と名前を公開するべきだろう。そしてその作品の評価に責任を持つべきだろう。最優秀は候補の中から選ばれるわけだから、候補が限られていたら選びようがない。部門が変わっても同じラインナップ。この部門ならあの作品が入っていてもおかしくないという感覚との戦いだ。
 何とかならないのかな。あの茶番感。もうさ、ちゃんと世間は誰も知らないけど、本当に良い作品を選ぶようにしてくれれば賞としての権威も上がるというもの。そういった努力がまるで見られず、他の国の映画賞が賞を与えた作品には日和るわけだ。本当に酷いと思う。例えば今回だったら仮面ライダーWの映画が評判が良かったし、面白かったがまるで取り上げられたりもしない。アウトレジもあったような気もするけどまるで引っ掛からない。海外映画賞にまさかのアバター。候補作にインビクタスがあったから個人的には間違いなくインビクタスだろうと思ったが、そうではなかった。
 とりあえずこの国の映画レベルを上げるためにはまず茶番の殿堂の日本アカデミー賞を本当にいい作品に上げるようにするだけでいい。何やら大人の都合と利害関係で売りたい映画を受賞させて何が楽しいのだろうか。ちゃんと売れなくてもいい映画を評価出来るような国になって欲しいもんだ。

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黒崎銀二

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2007年8月31日開設
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