信子「なんか久々に店でCDの背を見続けちゃって、中腰だったから腰が痛いよ」
益利「ブックオフでCDをずいぶん買ったな。最近CDなんて買ってなかったのに」
信子「いやぁ、あたし達の青春時代のCDが捨て値であったから、見てたらあれもいい、これも聴きたいって感じで」
益利「そんなに聴きたいもんなんてあるか？」
信子「これなんかどうよ？大江千里の『格好悪いふられ方』なんてどうよ？」
益利「おお、それはちょっと聴きたい」
信子「まだあるよ～。シュガーソウルの『Garden』。でもこれあたし達の知ってるヤツとはmixが違うみたいだけど。あと何気に聴きたくなる華原朋美にジュディマリに川本真琴のアニメるろ剣OPコンビなんてどうよ？」
益利「いいな。なんか久しぶりに聴きたいわぁ」
信子「相川七瀬とかもあるし。まあ、基本的に若い頃はシングルカットされてない曲もいいんだ！なんて思ってたけど、この歳になると有名でない曲にそんなにこだわる気はないし、超絶売れたCDかベストアルバムで充分ね。そういうやつこそ安く売ってるから、有名なアーティストの投げ売りアルバムは内容知らなくても買いだわ」
益利「マニアックなCD買おうと思ったら、事前に調べないとならないし、知識も必要だしなぁ。その点安いCDは有名人のヤツなら名前で買って心配ないわけか」
信子「PUFFYのJETCDとかやたら多かったし、なんかこれとかあの時代って感じのアルバムよね。多分今出ても共感沸かなそう。でも今聴くとあの時代を圧縮してあるようでいいね」
益利「なんだかんだで俺達の若い頃は色んな曲があったもんなぁ。ある意味あれは世代の財産かもなぁ。あの時代の曲を聴くと一気に時代を戻れるっていうか」
信子「あたし達の時代の懐メロ聴きたくなったのはがーディアンズオブギャラクシーの影響だけど、本当に宝物がいっぱいだわ。でも今の若い子はそういうのあるのかしらね」
益利「売れてる上位は色々アレだけど、まあきゃりーぱむぱむとかセカイノオワリとかあるんじゃね？」
信子「そっか。まあ、あるならいいけど。Coccoの『強く儚い者たち』とか歌詞がヘビーでメロディがアンニュイな感じがたまらないわ」
益利「９０年代がそろそろフューチャーされる頃かな」
信子「マイリトルラバーとか買っちゃったけど、どんな曲があったっけ？このCDすごい売れた記憶あるけど」