信子「何この漫画面白い!」
益利「また古い漫画を引っ張り出してきたもんだな。それEATMANっていう漫画で90年代後半の漫画だぞ」
信子「へえ、SFファンタジーでおとぎ話みたいな話ばかりで一話完結が多いのがいいわね。それに話の終わりに主人公のボルトのセリフがいい締めになってたり、伏線が綺麗に回収されたりといいわー」
益利「だろ。ボルトかっこいいし、言葉が少ないのにちゃんと意味があったりするし。ボルトは全部見透かしていたりいいよなー」
信子「あと物語がおとぎ話的な展開とオチってのがいいわね。そのくせ全体的にSFとファンタジーの融合した世界観だったり。銃や近未来な乗り物とちょっとメカっぽいドラゴンとか。なんかこの作者のセンスがいいわね」
益利「連載してる時はこの才能も当たり前というか、このレベルの作品を書いてくれる人はいつも出てくるもんだと思っちゃうんだけど、連載が終わってみるとそうはこんな作品は出てこない。ああ、あの作品はいい作品だったんだなって後々気付く」
信子「ふーん。そんなもんなのね。でもこれって大分描き込んであるけど月刊誌?」
益利「ああ、月刊誌だったよ」
信子「月刊で19巻かぁ。すごいなぁ。しかも良い感じでいろんな謎を回収するし、綺麗に終わってるし、本当にいい作品だわ」
益利「いい作品だったなぁ」
信子「そうかー。あたしの知らないところでこんな漫画もあったのかー」
益利「良いと言えば
セラニポージも良かったなぁ」
信子「なにせらにぽーじって」
益利「そういう音楽ユニットって言うのかな。まあマニアックな存在だけど」
信子「音楽は結構聴いてたつもりだけど知らないわー」
益利「懐かしいなぁ、セラニ」