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日本人の経済の基本はやはり米相場

朝刊
03 /23 2009
 あの明治から大正にかけての相場ドラマの主役は何をおいても米相場。日本は米相場を活力に大きくなっていたのかもしれない。はっきり言い切るわけにはいかないけど、少なくとも僕はそう思う。まあ米以外の綿糸やら他の商品も入れてってことだけど。
 そういった相場でのし上がった相場師が起業したり、のちの取引所の設立に関係したりと荒くれ者がゴロゴロしていた。そういった企業は大きくなり子会社が独立したりと、今ではみんなが働いてる企業の源流だったりする。そういった意味でも相場と相場師というのは経済国には必要なものである。彼らは相場の中でリスクを学び、体験し時には大債務を負い、それを逆転したりする。こういった連中は確かに普通の労働者にはなれないだろう。しかし、彼らのような豪胆な連中でなければ世界を驚かせるような経営や起業はまた難しいのかもしれない。人には人の使い方があるというか。
 それにそういった豪胆な男を選別する機能も相場は兼ね備えているように思える。さらに無一文で気概だけ大物の男達が勝負銭を掴む為にも相場は必要である。そういった男が金を掴み企業が生まれるのであるから。そんな偉大な起業家達を生んだ日本一の大相場である米相場が今は無いらしい。商品先物は詳しくないのでいい加減な事も言えないけど、これには少しショックを受けた。道理で米相場という言葉を聞いたことがあるのにも関わらず米価格が妙に安いわけだ。今では様々な相場もあるし、昔ながらの洋銀相場もFXという形で今でも健在だ。しかし日本人たる者やはりここは米相場がないというのは寂しいではないか。さらに言えば米相場は日本の牙である。その牙を国が抜いてしまったままでいるとはなんたることだ。米価格が上がらなければ米など作らんではないか。しかも相場が値段を高くつけてくれれば国が補助金など払う必要も無い。その為に相場師はいるのだ。
 過去にも空売りを規制しようという流れはあったらしいね。でもそれは全部失敗に終わった。信用買いが必要なように空売りも重要なのだ。時に行きすぎる時はあるだろうが行きすぎた価格は長い時間持ちはしない。本当に相場とは奥が深く、捉え所のない奴である。
 そんなわけでだらだらと適当に書かせてもらった所存である。

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黒崎銀二

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