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傑作二本の風景

風景
02 /02 2015
信子「外出るなんて珍しいじゃん」
益利「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー観てきたんだよ」
信子「へえ、どうなん?」
益利「いやぁ~!これが傑作だった。見事としか言い様がないな」
信子「ほう」
益利「お互いの敵には攻撃が効かないっていう設定のお陰で、キョウリュウジャーは子供っぽいトッキュウジャーに戦わないようにいうんだけど共闘せざるを得なくなるわけよ。それに流れも見事でトッキュウジャーが子供になったのも可愛いし、常にピンチがあり続けるお陰で緊張感が維持されてていい。まあ、今やあれだけ質の高いアクションと殺陣の映画なんてないよなぁ。しかも脚本があの小林靖子だし。面白くて頭リ前だったよ。あれ観ないのは人生損してるね」
信子「そらよござんしたねぇ。こっちはドラフトデイ観てきたよ」
益利「ドラフトデイ?なにそれ」
信子「ケビン・コスナー主演でアメフトのドラフトの話。このドラフトの一日を映画にしてるんだけど、ものすごいドラマチックよ。向こうはGMが人事権持ってるじゃない?ケビン・コスナーはそのGMで向こうのドラフトのルールが日本と違って指名権を交換できたりとトレードできるわけよ。この駆け引きがすごいの。いきなり朝から他のチームのGMから電話がかかってきて条件の交換の話になったり、ドラフト候補の不安な学生選手から電話かかってきたり、オーナーに遠回りに注文つけてきたりと色々大変な中ドラフトの時間が近づいて、とうとう始まる。始まってからの指名権を持ってから10分間時間が与えられるんだけど、その間なら他のチームとの交換も出来たりとものすごい戦略があるの。それが最後にはものすごいブラフに駆け引きでとんでもない結果になるわけよ。トレーダーなら見とけって話ね」
益利「そんな映画があったのか」
信子「あったのねぇ。面白かったよ。今年も良作が出てきたわけだ」
益利「この特撮映画に勝てる映画が出てくるかねぇ」
信子「まだまだ一年はあるし、さてどうなるか」



黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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