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日本のマーケットと祝日の風景

朝刊
01 /26 2015
信子「マーケットの信用っていつも開いてることが重要よね」
益利「そりゃ、開いてないマーケットでは買うことも売ることも出来ないからな。だから証券会社は24時間やりたがってたりするし」
信子「まあ、24時間やるって方向でマーケットの開ける時間考えるのもいいけど、その前に開けなきゃいけない時間もあるんじゃないかって思うのよ」
益利「どこ?土日とかか?」
信子「まあ、説明する前に夜のマーケット情報見る時に平日の夜なのにアメリカの株式市場が開いてないと妙な感じしない?」
益利「ああ、祝日で休みってやつだろ。感謝祭とかの」
信子「マーケットが休みで、その理由が感謝祭とかなら仕方ないって思えるけど、でもそれくらいの理由でないとどこか納得できなくない?」
益利「まあ、アメリカのマーケットは世界の中心でもあるし、他国へのマーケットを占う上でも重要だしな。ダウが上げてるか下げてるかわからないって目隠しされtるような感じもするし」
信子「そうなのよ。先進国のマーケットは平日に休んではダメなのよ。その数字が他の市場にも影響与えるし。そこで問題が見えてきたのは、この国の祝日よ」
益利「ああ。なるほど」
信子「なんかやたら多くない?まあ、休むのはいいんだけど、マーケットが他の国に比べて閉まってるように思えるし、その休みの理由もアメリカの感謝祭ほど意味のある休みでもないでしょ?」
益利「そうだなぁ。しかも連休にした方が旅行に行くからって、月曜に動かしてるしな」
信子「動かしてもいいような祝日が多くて、しかも月曜がやたら休みで、もしも自分が外国人で日本の株を海外から買ったとする。そうするとどう思う?株の売り買いしようとしたら、月曜休みでその理由もよくわからない。なんかそんな国の株買える?」
益利「例えばドイツの株を買ったとして、日本並みに祝日があってその度にマーケット開いてなかったら、信用出来ないっていうか買ったことに後悔するかもなぁ。換金しづらいし、ドイツのカレンダーもチェックしないといけないし」
信子「日本にいてもよくわからない休みが多いのに外国人からしたら、かなり意味不明よね」
益利「そうだよなぁ。いじりたくないなぁ」
信子「だから、24時間マーケット開ける前にまず平日をしっかり開けろと。あとお昼休みも11時半から12時半とかきりが悪いから11時から12時すればいいのに。お昼休みの時間が今の時間になったり理由忘れちゃったよ。なんかあったよね」
益利「そういえばなんかあったよなぁ。システム上トラブルとかあったんじゃなかったっけ?忘れた」
信子「そんなわけだから、外国人の信用を得るためにも祝日にもマーケット開けたほうがいいと思うわけよ」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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