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運命の人の風景

朝刊
01 /23 2012
信子「久しぶりにドラマに大ハマりだわ。運命の人面白いっ!これこそドラマよ!さすがドラマのTBS!信じてた」
益利「硬派なドラマだよな。ドラマと映画でやったクライマーズハイみたいな昭和の新聞屋ドラマ。熱いよな」
信子「そうそう、クライマーズハイも面白かったしねぇ。ドラマ版でも記者やってた大森南朋さんが山部記者役で出てるけど、あれってナベツネじゃね?とか思っちゃう。読日の政治記者のトップで田淵議員って田中角栄でしょ?田中角栄と親しくなって政治に力を持つとか。なんか深読みしちゃうわよね。実名じゃないけどもじってるところが憎い」
益利「福田っぽい人や中曽根っぽい人もいるしなぁ。いや本当に良いドラマだ」
信子「でーも、このドラマの魅力はそういった硬派なドラマだったり、実在の人物とダブらせてるところじゃないと思うの」
益利「というと、どこだ?」
信子「真木よう子」
益利「真木よう子?」
信子「うん。あの真木よう子さんの色気よ。なんか久しぶりに大人の女の色気を見た気がする。最近の女優は三十四十越えてもガキ臭く演じてるのが多いけど、あたし達が子供の頃の二十代の大人の女性の色気ってアレだったのよ。もう脱がなくてもあれだけ色っぽかったら、どんな男も落ちるわよ。あんたもそうでしょ?」
益利「うん?あ、ああ。あの目とか立ち姿とか男へのつくし方とかいいよな」
信子「ほら。あれこそ大人の女性なのよ。最近何が大人か男も女もわからなくなってる時代に真木よう子さんだけは大人の魅力を演じてる。あの演技で真木よう子の人気はうなぎ登りね」
益利「確かに大人の魅力的な演技って最近見ないよなぁ」
信子「まあ、演出する人が良くわからなくなってるんじゃない?結構日本の俳優ってみんな器用だし、出来ない事はないんじゃないかな。ああ、あたしもあんな魅力が欲しいもんだわ。でも真木さんの家庭は幸せじゃないのがまた良いのよねぇ」
益利「あんな美人からネクタイ贈られたら、困るけど嬉しいだろうな」
信子「ネクタイってのがまたいいよねー。男縛るにはもってこいっていうか、ネクタイの発祥も戦場に行く恋人にスカーフを女性が贈って首に巻いたとか聞いたことがあるから、気に入ってる女性から贈られたネクタイを巻くのは間違ってないかもね。女性がネクタイ贈るのも間違ってないわよねぇ。でもあんたはネクタイ巻く事無いし、女性の知り合いもいないからそんなこと心配いらないでしょ」
益利「オレも普段からスーツ着てネクタイ巻くかな…」
信子「ついでに就活でもしてくればぁ?」
益利「縁起でもねぇ、やっぱやめよ」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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