信子「なんか大分買ったわ」
益利「何だこの本?英語ばっかりだな」
信子「洋書よ。ツタヤの洋書コーナーで気になるタイトルを買ってきたわけよ」
益利「なるほど。今度は洋書か。どこに向かってんだか」
信子「本当ねぇ。色々買ってきたけど、とりあえずはイソップ童話ね。一話一話が短いから読みやすいし、何より本棚の奥にあるイソップ童話を対訳として使える。つーかこのイソップ童話って小学生か中学生の時に読んだきりの本だったのに、今また使えるとはねぇ。20年寝かせたかいがあるというか」
益利「文庫サイズでないイソップ童話を引っ張りだすことになるとはねぇ。ひらがなも多いけど、対訳としてならまだまだ使えるな」
信子「それにこうして合わせて読むと翻訳家の意訳みたいのも見えるのが面白いね。それにしてもイソップ童話は動物が主役だから、動物の名前も覚えられるしいいね。早く洋書をすらすら読めるようになりたいなぁ」
益利「すらすら読めるようになったら何読むんだ?」
信子「ゆくゆくはレ・ミゼラブルじゃね?」
益利「レ・ミゼラブルも買ったのか。これ分厚いな」
信子「厚いのよ、これ。読める気しないわぁ」