最近の噴火ニュースを見てて改めてなぜ地球内部にあれだけの熱エネルギーが溜まってるのか疑問に思った。太陽のように内部で水素爆発を起こしてるわけではないわけだ。個人的に直感で思いついたのはやはりあのエネルギーの元は太陽の熱エネルギーだろう。とすればなぜ太陽の熱エネルギーが内部に溜まるのか。地球の表面は太陽に対して表と裏になるので熱せられては冷やされるを繰り返す。しかし、地球内部は一定の熱を常に浴び続けてるわけだ。中心は裏も表もないからだ。さらに表面は大量の海水によって冷やされている。海水の気化熱によって表面は内部ほどに熱くならないのではないだろうか。もしかすると地球は海水を地球外に数％を放出した場合太陽熱を処理出来ずに灼熱の星になってしまうのだろうか。まあ、とにかく表面ほど熱くは熱せられなくても常に温度を与えられた結果、熱は常に徐々に上昇してるのではないだろうか。それが一気に吹き出すのが噴火ではないだろうか。
　噴火のメカニズムを適当に直感で思いついたのはいいが、要するに地球内部には高温になってるわけだ。これに関しては事実で噴火が証明してるわけだ。噴火山からとてつもない熱エネルギーの塊が出てくる事がそれだ。
　とまあ地球内部が熱いことをおいといて、そもそも僕は石油の化石燃料説がどうしても納得出来ない。ジャングルに噴火の灰で押し固められたのが石油と言うが、それにしては今まで人類が掘削した量は多すぎるし、そもそもその説は海底油田の存在が説明できない。ジャングルを押し固めた油が石油になったのなら、海底油田の油は何なのか、と言うことだ。
　そこで気になるのは海底にも油があることが一つの手がかりになる。個人的には地球内部の熱エネルギーが何らかのきっかけで油になったのではないかと思っていたが、油にはなりようがない。油を作るエネルギーにはなっているだろうが、その油になる物が無いことにはどうしようもない。だから、昔のジャングルを持ってきていたわけだし。
　そこで思いついたのは何も油になる物はジャングルだけではなくて、海の中にはいくらでも有機物が存在してるわけだ。魚や色んな生物、それにその生物たちの死骸や排出物。海水にはそれらがみんな溶け込んでる有機物を含んだ液体であるわけだ。とすれば、この海水が油の大元ではないだろうかと考えられる。何かしら地殻変動が起きた時とする。そうすると地殻変動が起きると言う事は土が動くわけだからスペースが生まれるわけだ。そのスペースは真空であるために何か物質を吸い込むことになる。その時に吸い込まれるのが海水なのではないだろうか。そして、吸い込まれた海水は地球内部の熱によって熱せられて水分は地上に昇っていき、塩分は土のミネラルになり、残った有機物が油になるのではないだろうか。これならば、油はかなりの量が生まれるし、取りやすい所の油を取った先に海の中から海底油田が発掘される理由もしっくりくる。さらに藻から油を作るという計画もあったりするが、海水が石油の大元であればこれは理に適ってるように思える。
　海水や海での生物の営みが油の大元であれば、これまで人類が使い込んできた量の多さも納得が出来る。さらに今も海が石油の元を作り続けていると考える事が出来れば、石油を取り尽くすという事はないという事になる。しかし、海水による石油の生産量もそれほど多いわけでもないだろうから、今のまま使い続ければとりあえず無くなる事はあるかもしれない。
　ただ石油がジャングルを押しつぶした説では色々問題があったが、海水説ではまだ納得が出来るのではないだろうか。さらに海水であると考えれば石油を人工的に作れる可能性も見えるのではないだろうか。
　まあ個人的な直感からの思いつきなんで真実はわからないけどね。

追記
　そういえば栃木県では温泉でフグを育てているけど、これってそもそも温泉の水が海水である可能性もあるんじゃないのだろうか。塩分と水分は温泉として地殻変動で生じた空間に入り込んだ海水から上昇していく。その時に海水に含まれた魚介類や養分がどんどん濃くなっていってそれが熟成されて石油になっていくんじゃないかと。あと地殻変動に空間に海水が流れ込むと言うことはそれが化石化する事も考えられる。案外、化石の層というのはそういう状況で起きて、その層があるからと言ってそこが昔海だったという推測は違うのかも知れない。地層の真空パックのような空間で押しつぶされてそのまま化石になったんじゃないだろうか。