ＣＯ２排出量削減をあたかも地球上のＣＯ２を減らす運動のようなＣＭを観たんだけど。嵐が綺麗な空気がうまいとか言ってるＣＭ。確かに２５％削減とは総理は言ったけど、それは日本が排出してる量を２５％減らすってことで地球の大気中のＣＯ２は増えてるわけだ。それに地球上のＣＯ２量を減らすというのは無理な話だ。そもそも地球上のＣＯ２が増えてるのは地下の化石燃料を掘り出してそれを燃やすことで増えていく。要するに石油やガス石炭を掘り続ける以上地球上のＣＯ２は増えていくわけだ。地下に封じ込まれていた炭素が地上に出されるわけだから。
　だから空気がうまくなる的なＣＭするというのは化石燃料系を掘り出さず、逆に地上の炭素物質を地上に埋め込む事でやっと空気中のＣＯ２は減少するわけだ。そういう事で地球は絶対に温暖化していく。ＣＯ２増やしてはいけないということに世界が決定した時は地下開発を禁じる時なわけで、現実的には無理な話。まあ温暖化防止を本気で進めるなら、石油の枯渇前に石油開発禁止という事になるだろう。地下の化石燃料をすべて掘り出した場合、確実に地球は相当高温になるだろうね。ＣＯ２が温暖化の原因ならば。
　そう考えるともう温暖化はほぼ止まらない、今よりかなり温暖化することは読める。と言うことは未来予想図では、北の今の寒冷地が適度な温度になり、そこが高級な土地になる可能性がある。南に行けば行くほど場合によっては地下で生活するかも知れない。まあその頃の環境はまるで想像つかないけど。
　そんなわけでＣＯ２削減というのは現状の大気中のＣＯ２を削減する運動ではなく、ＣＯ２を排出してる量を減らそうって事なわけだ。そこを誤解してると大分違うイメージを抱いてしまうだろう。
　その為に今ではＣＯ２を地下に埋めるという開発をしてるがこれもバカな話だ。もう少し人類は頭が良いものかと思ったけど、中学生でもわかる間違いを犯してる。地下の炭素を掘り出して燃焼した二酸化炭素を地下に埋めると空気中の物質が失われてしまう。その物質とは動物が生きていくのに必要な酸素である。ＣＯ２のＯ２なわけだが、ＣＯ２を地下に埋めてしまうことで地上の酸素も失われてしまって新しい問題を起こしてしまうわけだ。だから、埋めるならば、ＣＯ２ではなく炭素物質にして埋めるべきであって、ＣＯ２を埋めてしまっては人間を含めた動物たちは生活に支障をきたしてしまうだろう。なんでこんな初歩的な事に気付かないのか。それくらい切羽詰まってるしょうこかもしれないけど。
　そんなわけで現状温暖化は加速していく。なぜなら人間達は石油を更に掘り出して、掘り出す量を増やしている。まずここを抑えなければＣＯ２排出量など減りはしないのだ。何十年前は石油を掘り尽くして人間は大打撃を受けるという話があったが、今では逆に埋蔵量があろうと掘り出せなくなる事態がすぐそこまで迫っている。


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