最低賃金が地方ごとに違いがあるなら、税金をその最低賃金の割合で低くしないとおかしい。最低賃金が安い地域の人と賃金が高い地域に住む人が払う税金が同じ額なら、賃金に占める税金の割合が最低賃金地域の人間は負担が多いということになる。それに地方の方が税金が安ければ、地方のメリットになる。はっきり言って、地方をもう少し優遇する税制度でないと東京に集まるばかりで地方スカスカの熊が徘徊する国になりかねない。そうなったら国とは何か、無人地域でも自国領土を主張するのか、無人地域を他国の人間に占拠されても気付かないレベルまで地方が過疎しかねない。経済的合理性なら確かに一極集中だろうが、それなら制空権ならぬ住民による制地権が危うくなる。大陸系の国境が地続きの国は境界を意識するんだろうけど、日本の官僚って海に囲まれてるのを良いことに国境側の土地が過疎化しても知ったこっちゃなさげ。