結構時間かかったな、SEX AND THE CITY。一話一話のテーマに対して主役と友人の四人がそれぞれの立場でそのテーマな恋愛やら人間関係を行い、最後に全員にオチがつくというスタイルで進んでいったけど、最後には歳相応の落とし所に落ち着くのが面白い。なんか女性の恋愛遍歴のデパートみたいなドラマだったけど、結局気の許せる相手に落ち着くのが良く出来てる。特に日本の高年収ってだけの相手を探してるSATCの主役年代の女性は、シャーロットの流れを観た方がいいんじゃないかな。家柄が良ければ子供、しかも男子を義母や親戚から迫られるというストレスは、探してる間は考慮してないわけだから気をつけるべきだろう。
とりあえず、ドラマシーズンでいい終わり方をしているし、MOVIEでもさらに続編として伏線などがSATCらしく練りこまれてる。問題はMOVIE2だろう。なぜか中東に行ってしまい、恋愛に対する皮肉とか全く無くなって豪遊して急いで帰ることになるドタバタコメディになってる。まあ、最後だからSATCが気に入ったなら観ても良いんじゃないかな。何にしてもニューヨークというか現代女性が経験する恋愛を集めたような作品なので面白かった。
そういえば主役のキャリーも始めはケータイ持ってなかったけど、そのうち持ち始めブラックベリーだったのかな?他にも折りたたみ式のケータイ持ってたり、MOVIEではサマンサがアイフォン持っててわからないと返したりとケータイの変化する時代の作品だったのも見どころだ。今やアイフォン型のスマホが主流だしねぇ。時代は変わってるね。