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選挙も終わり、永さんが無くなるとは。

朝刊
07 /12 2016
 永さんが亡くなられたニュースには驚いだ。ラジオを降りたので気になってたけど、まさか七夕の日とは。まあ、なんだかんだと土曜ワイドはずっと聴いてたし、なんだか戦中世代が本当にいなくなっていく。戦中世代のアイデンティティである憲法9条も今回の選挙で憲法改正要件が成り立ったし。まあ、このチャンスをきっと逃さず安倍総理は憲法改正の国民投票まで持っていくだろうね。あの人の執念というか人生かけた夢だろうから、この流れを引き寄せたんだろう。
 それでイギリスの国民投票から見ると、憲法改正の国民投票時に重要なのは国民が全員でどちらがいいか思ってるかではなくて、投票に行った人の意見だけで決まるということだ。しかも一度だけで。これは何を意味してるかというと、この国民投票の時は変化である改正を求める人の投票率はほぼ100%になるだろう。それに対して現状維持である人の投票率は間違いなく改正派より低くなる。まあ、早い話が変わりっこないし、自分の一票が意味を成すとは思わないからだ。国民全員の意見では現状維持であっても国民投票の数では改正であることはあり得る。イギリスの国民投票がそんな結果だった。まあ、二度三度で決めるなら、大分違う結果になりえるが一度ではまず現状維持派は舐めていてるから、不利である。そんなわけで、憲法の改正なんて起きないと思ってると足元を掬われるだろうし、ドナルド・トランプが大統領になった日には改正になるだろう。
 とは言え、改正派はこの国民投票で負けることが怖い。負けた場合、国民の意志で決めたことをもう一度国民投票してくれと言っても成り立たない。それが出来たら何度も当たりを引くまで国民投票ができてしまう。その為に憲法9条の国民投票で負けた場合、次は何年後に国民に説いていいのか判断が難しくなる。そんなわけで、憲法改正の国民投票ではわりと改憲派の方が有利で勝つように思える。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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