かなり昔に買ってあったDVDのネバーセイ・ネバーアゲインを観た。ショーン・コネリーが007をもう一度やったという曰くつきの映画。とはいえ、ショーン・コネリーが出てジェームズ・ボンドを演じてるのにも関わらず、007正史には数えられない幻の映画。観るまでショーン・コネリーのスパイ物であって007関係ないのかと思ってたら、思いっきり名前がジェームズ・ボンドで007で上司がMで開発者がQで受付がマニーペニーという007でない事を証明するほうが難しいほど007な映画だ。
まあ、ウィキペディアには長々と説明が書いてあるけど、読むのも面倒だしそこまで興味ないので触らない。ただなんか権利が面倒くさいことだけはわかったけど、映画を観ると老いた007の物語ではあるものの、オープニングや展開がまさにショーン・コネリー時代の007で懐かしいし、これが007だなぁとも思える。まあ、60年代のジェームズ・ボンドもこの映画は80年代前半のようでまあ、若くないネタを使ってる事が007としては新鮮。まあ、ジェームズ・ボンドは代替わりをするから老齢時代の物語がないからね。ある意味穴場なストーリーになる。それにこのネバーセイ・ネバーアゲインではなんと敵側がスペクターである。今の007が戦ってる組織とこの老齢007は戦う話なわけで、このスペクターは権利関係で使えなかったらしいけど、解禁になったのかなんなのか。改めて観るとダニエル・クレイグ版007は007誕生から生い立ちの話やスペクターまでやってるし、ダニエル・クレイグで007を一度通して語ろうとしてるのか。なによりスペクターがまさかイレギュラーな007で出てることに驚いた。