コールドマウンテンと我が教え子、ヒトラーとジェシー・ジェームズの暗殺を観た。コールドマウンテン以外は実話映画だ。とりあえず、コールドマウンテンはアメリカの南北戦争末期の南部の話。それに我が教え子、ヒトラーは敗戦間際のナチスドイツの話。どちらも敗戦間際でかつ負ける側の映画だが、これを観ると日本の敗戦間際が特別なのかと思ったら、他の国も特にアメリカでさえも敗戦間際では同じ状態なのかと思える。人は結局戦争で追い詰められた国どこも同じなんだなぁと思わされる。
ちなみにジェシー・ジェームズの暗殺は南北戦争後の南部で義賊だったジェシー・ジェームズの実話だ。コールドマウンテン後のジェシー・ジェームズという有名な義賊がいたのかと知る。どこでも混乱期の後には石川五右衛門やヤノシークみたいな義賊の話が生まれるもんだ。アメリカにもいたとはね。
こうして実話映画や実話ではなくてもその時代を忠実に描いた映画をリンクさせて観ると色々なものが立体的に見える。ちなみにペリー来航が1853年でその8年後の1861年に南北戦争みたいだね。ペリー来航時の大統領関係が面倒くさいな。ペリー来航させた大統領がミラード・フィルモアでこの人は大統領の急死によって繰り上がった前副大統領みたいで、ペリーが来校した時には大統領が代わってフランクリン・ピアースになったわけか。なんか色々調べると面白い。