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水木しげる先生亡くなられたか。

朝刊
12 /02 2015
 僕らの世代というかもうちょっと上の世代も含めて漫画に興味ある人になんらかの形で影響を与えた漫画家だった。原作の鬼太郎は結構正義とかでもなく人とは違う価値観を教えながらもどこかユーモラス。妖怪なんて本来なら怖いはずのものをその妖しさを残しながらも親しみやすいところまで持ってきてくれた人だった。さらに鬼太郎もアニメになれば人を守るヒーローになったり高度経済成長期とバブル期に古いものを壊してビルを建てる風潮に妖怪と鬼太郎がマッチしたりと妙に時代が大ハマリしたりと不思議な人だった。なんだかんだと子供の頃は水木マンガをワクワクしながら読んだし、妖怪百科や西洋妖怪百科とかも買って眺めてた。そこから妖怪やら魔術やらに憧れるものの案外本物の資料に触るとコレジャナイ感があって敬遠してしまう。本当に妖怪やら死生観生き方がその波乱万丈な人生で培われたもので水木先生が書くから楽しかったのだろう。結局水木先生以外が描かれた妖怪は僕にとってはどれも中途半端でしかなかった。まあ、それぞれの作家なりの解釈があるのはわかるけど、妖怪のオリジナルは水木先生の描いた物のまんまだ。
 いい機会でもあるし、また水木先生の妖怪や死生観を読みなおしてみたい。水木先生は僕らの世代にとっての道徳の先生もあるように思える。水木マンガが嫌いな人と会ったことが無いがそんな人がいたら合わないだろうなぁ。
 水木先生お疲れ様でした。大好きな漫画家でした。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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