買いためた中古DVDの山の中から、ガールズロードムービーでしかもオランダ映画というドゥーニャとデイジー観たけど、かなり面白い。アメリカのロードムービーならよくあることだけど、これはオランダのアムステルダムからトルコのカサブランカへの女の子二人の自分探しの旅。しかも一人は男をとっかえひっかえのオランダ娘デイジー、もう一人はオランダに引っ越してきたイスラム教の家のトルコ娘ドゥーニャ。二人は親友だけど、ドゥーニャは真面目で奥手。しかも家がイスラム教なので色々厳しい。そんな二人がデイジーは父を探しにトルコに、ドゥーニャは親が決める婚約者と会うためにトルコへ行く。
まあ、ハリウッドでは作れないだろう。イスラム教の日常感。厳しい家を嫌いながらもイスラム教らしいことには抵抗がないドゥーニャとか可愛い。なんかイスラム教ってこういう映画通してみるとどこか儒教っぽいよなぁとか思ったり。なんにしてもこのドゥーニャを演じてる子がめちゃくちゃ可愛い。最近映画の見過ぎで白人に免疫が出来たのか無条件に美人とは見えなくなってきた。そのせいか中東系美人のドゥーニャは新鮮だし、本当に可愛い。なんか久しぶりに画面の中の人を美人だなぁと思ってしまった。アメリカ映画では最近無かった感覚だ。ちなみに言葉は当然英語でないのも新鮮でいい。