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マジカルエミ面白かった。

朝刊
08 /27 2015
 とりあえず日経は反発したようで良かったよかった。それはいいとして、やっと前に買っておいておいた魔法少女シリーズ 3作品のクリィミーマミとマジカルエミを観終わった。夏はプール行くのでアニメくらいが行く前にはちょうどいいのでこの夏に消化したわけだけど、結構長かった。まだパステルユーミも残ってるし。
 でもその前に今日マジカルエミを観終わって結構良かったので書こうかなと。相場の暴落を片目にマジカルエミを観てたわけだけど、マジカルエミは本当によく出来てる。まあ、クリィミーマミのマミのライバル役の綾瀬めぐみも子供の頃のイメージと違って今見ると彼女の魅力がわかるから語りたいがめんどい。綾瀬めぐみ論とか盛り上がりそうだけどね。
 そんなわけでマジカルエミですよ。時系列的にはマミとペルシャの後らしく、僕も子供の頃の印象と合ってる。とは言えマジカルエミって魅力的な雰囲気は感じつつもどこか子供心に派手さがない感じだった。マミ路線のように突如現れた天才マジック少女がアイドルになるという流れだけど、あまりエミの謎の部分にフォーカスされる事は少なく、マミのように探られることはあまりない。どちらかというと主人公の舞が年上目線で周りの人を見る為に使われる感じ。最後まで舞しかエミが呼べないことに誰も不思議に思わないし、舞とエミは同一人物?と疑う人もいない。変身物でありながら、そういうことよりも心理描写みたいな方に重きをおいているためにエミよりもエミが所属する手品集団マジカラットのメンバーの方が目立つ。特に面白いのはエミはアイドルであり美少女ではあるのに周辺の大人にモテるわけではない。やはり舞よりも大人といえ16歳は子供なのでモテる役割はエミよりもマジカラットのそばかす女性のユキコだったりする。アイドル的なエミとは違い派手な顔ではないが家庭的な美人で、マジカラットの炊事を担当しているのでマジカラットでは母のような姉のような存在である。突如現れたエミにも嫉妬したり鬱陶しがったりせず、姉のように接している。もともとエミがいなければテレビでの枠が無かったわけでマジックの実力もエミがずば抜けている事を認め、最後にはアメリカに言って3年位でエミのライバルになれたらいいなぁと言ってたりする。このマジカラットはこのユキコの性格によってはまるで話の流れが変わってしまうわけだけど、本当にユキコはいい子だし、エミよりも大人でお酒も飲めるのでモテるわけだ。結構こういうのはリアルな感じだ。どんな美少女でも問題のある未成年よりも家庭的なお酒の飲める成年女性の方がモテるもんだ。ある意味ここでの強みがユキコがエミに嫉妬しないでいられる理由かもしれない。
 あと魔法が使えるものの手品師のマジックを魔法で行ってるために相性がいいのだが良すぎてアニメでは普通に見えてしまう。ヘタすればアニメの手品師では魔法でなくてもそんなマジックをタネもなくやりかねない。そこが逆に人間ドラマが目立つようになってしまったのかもしれない。
 更に特徴的なのが魔法を使える期限というものが設定されない。妖精のトポはいつまでも使っていいという。これは新しい。その反面、終わりでは舞が魔法を使わなくなる心理変化を描かないといけないが、このマジカルエミはそれに成功してる。舞は一年間魔法でエミになり、とんでもないマジックをしても楽しくなく、舞で失敗しても手品してる方が楽しいと気付き他の要因も相まって舞はエミになることを辞める。舞が大人になって本人の意志で魔法をやめるわけだ。ほんとうに良く出来てる。これを見て、逆に期限や条件を決めて魔法を渡す方が作ってる方は楽なんだろうなぁと思う。
 しかし、ほんとうに良く出来てるなぁ。面白かった。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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