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金は貸したほうが悪い

朝刊
07 /03 2015
アテネの大学生「返済能力のないギリシャにお金を貸した側にも問題がある」
 思った通りの反応。日本なら借りるほうが悪いと調教され、なおかつ連帯保証人というイカれた貸主を手厚く保護する奴隷契約に、家の借金を返せないから担保の家を収めても借金だけ残るという貸主の方が偉くて当たり前というお金の流れる仕組みになってるから仕方ないのかもね。でもお金を返すあてのない人に貸したら、それは貸した側が悪く踏み倒されたら貸主がもろにかぶるもんだ。そもそも貸す側もリスクが存在してるわけで、そのリスクが顕在化したに過ぎない。こういう発言に対して借りた方が悪いとか銀行員でもないのに銀行側の肩を持つのが実に日本人らしい。むしろ日本も借りた方はこれくらい開き直って自殺するなという風潮になるべきだろう。だいたい連帯保証人制度という法律そのものの連帯保証人に人権がないかのような扱いを放っておいて、家訓として連帯保証人にはなるなと言ったりするけど、だったら連帯保証人制度なんてなくすように家訓にしてる家は動けよと。僕は連帯保証人制度廃止させようと当時の幹部議員に進言しに行ったけど難しかった。国会議員の腰は重いと知った。まだ若かったなぁ。
 そうそう新幹線の焼身自殺事件が連日取り上げられてるけど、あの事件からテロの危険がどうのとかの議論になってるけど、そもそもあの事件はテロ対策問題よりも高齢者の貧困問題じゃないのかと。新幹線でテロが起きたらどうするのか、対策はないのかとかの話ではなくてこれから先こういった高齢者の貧困者が突発的に社会的に目立つ自殺をするのではないかという始まりの事件ではないだろうか。もっと注目すべきは高齢者の貧困生活だし、そんな時に競技場に2500億円使うという国の感覚のイカれっぷりの方が問題ではないだろうか。将来に悲観した高齢者の突発的な自殺をテロと呼ぶのか、この国の貧困高齢者を全員テロリスト候補にするのか、そんな人数を警戒できるのか。さらに貧しくて自殺をした人の事件を高給取りが毎日毎日根掘り葉掘りやってるんだから、病死した草食動物を貪るハイエナのように見えて仕方ない。貧しい人が多ければ多いほどマスコミは仕事が増える皮肉。この事件の本当の恐ろしさは電車にテロ対策をしてない事ではなくて、第二第三のこの犯人がまだまだ何万人もいるという事だ。それこそアクメツというマンガのアクメツがやったように霞ヶ関の官僚を全員カミカゼアタック出来るだけの数がいるという恐ろしさだろう。しかもそれが増え続けているわけだ。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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