アマチュア演劇で文化センターとか会館とか行くけど、気になるのが客席の昭和感。やたら窮屈で狭い。それに背もたれも低すぎるし、もうちょっと今時の改装して欲しいもんだ。足を組むどころか椅子に座って膝のすぐそこに前の席があるとかどうなの。外国人が昔日本人は小さいと言ってた感覚がわかる。高度経済成長に建てた建物の色んな所が今時に合ってない。
あとああいう箱物建物は公共事業の面が強いから、何でも演劇をやるのに適してない作りをしてるらしい。片方の袖がやたら狭かったり。なんかこういうのももうちょっと考えて作ってあれば後に繋がっていただろうに。
箱物も音楽に特化する箱にするか、演劇に特化するかその箱の価値と利用する団体も変わってくるだろうに。それが昭和時代に作った箱はなんかこういう舞台は大体こんな感じじゃね?って感じで作られてる。要するに観客も演者も狭い思いをしてるわけで、完全に設計がイカれてるわけだ。
そこら辺を踏まえて今らから箱物作るのは大変でも改装くらいはしていいとは思う。特に座席は何列か無くしても足組めるくらいのスペースは欲しい。大ホール以外はあんなにギチギチに小さい椅子並べてもいっぱい入ることなんて無いだろうし。アマチュアが使う小ホールはもっと余裕のある座席の並びにして欲しいもんだ。
しかし、演劇に最適な劇場なんて群馬にあるのだろうか。無いなら目玉の無い県庁所在地の前橋あたりが作ったらいいと思うけど、なにもないくせに駐車場が高いからなぁ。高崎の方が色々あるのに駐車場が良心的。でも高崎の駅周辺はもう色々あるし。どこかいいところに何か作らないもんかね。