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アオハライド観た

朝刊
12 /19 2014
 アオハライド観てきた。本田翼と東出昌大の共演による同名少女漫画の実写映画。まあ、始まりは男よりも女友達との仲を大切にしようとする本田翼が中学時代の初恋の人と面影が似てる転校生である東出昌大と出会うことから始まる。本田翼の友達が男子受けする女子の陰口を言うタイプばかりで表面上友達してる感じで、本田翼がその女子を養護する発言をしたことにより外されてしまう。まあ、ここの友達はこれでいなくなるのでここから先に全く顔すら出てこないのは気持ちが良いくらいの切りっぷりだ。
 それから、本田翼がリーダー研修に立候補することによって、リーダー研修に参加した女子と仲良くなり、東出昌大も無理やり参加させられる形で舞台はこのリーダー研修になる。
 この映画は現代恋愛劇の割に序盤では一切ガラケもスマホも登場しない。違和感も感じるくらい完全に排除されてるのだけど、逆にスマホのない物語はこんなに見やすいのかと実感する。コミュニケーションする上でやはりケータイの類は目障りだったと言える。しかし、ある段階からLINEの名前が登場し、東出昌大がスマホを使いはじめる。今まで一切映ってなかったスマホの登場は、そのスマホ自身が不吉な予兆になり、距離も近づいてきた二人の間にこのスマホが壁となり、また二人の距離を離す。スマホの相手は転校する前の学校の女の子でこの子が現れてから二人の距離と気持ちが停滞する。このスマホの使い方は本当にうまいと感心した。あえて序盤一切出さない判断は見事だ。
 それから本田翼だけど、笑顔はもともと魅力的だったけど、この映画では目の演技がすごい。あんなに目で感情を表現できる子だったのかと驚いた。何より目が泳ぐ演技なんて完璧だ。この手の映画は風景や構図が綺麗で全体的に見るのがいいんだけど、本田翼が登場するとどんな目の表情をするのかとつい本田翼の目を見てしまう。あと、他の高校生達も気持ちを言葉で言うよりも目で語らせる演出が多く、視線で伝えようとするこの演出は良かった。高校生なんて言葉よりも視線で本音を語るもんだしね。
 あと東出昌大もさすがにもう高校生には見えないけど、彼の高校生姿は似合うから自然と受け入れてしまう。あの背が高くて猫背というかなで肩というか後ろ姿は魅力がある。それに千葉雄大の演技は若い頃の堺雅人っぽくて案外この先、いい脇役になりそうな感じもさせた。
 まあ、まとまってないけど、結構面白い映画だった。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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