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選挙、まあ面白かった。

朝刊
12 /16 2014
 あんまり変わってない状況というのが面白い。群馬で注目はやはり第5区の小渕優子だろう。前回の衆院選の新聞をひっぱりだして見ると前回の投票数は134685票らしい。それで今回は114458票ということで、正直減ってない。まあ2万減れば相当とも言えるが、対抗馬が23000の社民と共産ではオーバーキル状態。まあ、ネットでは群馬は何もわかってないと第5区を攻めるのだろうけど、候補が無名の社民と共産と泥は付いても超有名人の小渕優子だったら、どっちの方が地元の為になるのかと選択を迫られたら、誰を選ぶか。そもそも小渕優子を倒す気合を感じられない対抗馬。つかまあ、僕も第5区だったら、衆院選なんて楽しめないだろうなぁ。鉄壁すぎる上に対抗馬が弱すぎる。
 よくテレビ・ラジオは選挙にいけいけと言うし、行けば国が変わると言うが、群馬第5区の選択肢に果たしてメディアが言うほどの国を自分の望む方向に変える選択肢があるのかどうか、そこに疑問を感じるし若者はそこに虚しさを感じるのだろう。だいたい小渕優子を回避して社民や共産が当選したらしたで、色々言うだろうし。要するに望むべき選択肢が国政選挙では提示されてないというのが、ずっと続いてる。はっきり言って候補者に魅力もドラマもない。なさすぎる。アメリカの大統領選挙は候補の時から色々ありつつ、無名な人からいつの間にか大統領候補の風格になる。
 この候補者問題はずっと感じていたが、やはり問題は供託金のハードルの高さで若者や非正規の人が立候補することができないという現状があるんじゃないか。ぶっちゃけ誰でも気軽に立候補できるくらいの状態でいいと思う。そもそも国会に人を送ろうってのに選択肢が2人や3人しかいないってのが問題だ。国政の考え方を三択で、しかも二択がアカっぽいとか実質選択肢が一つしかないと状態。アメリカの狂気じみた赤狩りがあったおかげでこのアカい選択肢が無くなってるからこそアメリカの二大政党制は成り立ってる。赤狩りをしてない国で二大政党にしようとすれば必然ともう一つがアカい思想の団体になる。アメリカで言えば共和党と民主党が今だけど、共和党と共産党という状態になってるような感じか。選択肢なんてありゃしない。だからこそ誰でも気軽に立候補できるようにして、自ずと選択肢が多くなった方が望ましい。現状の群馬第5区のような候補者が膠着して、結果が選挙が始まらなくてもわかる状況なら、よくわからない若者が立候補して、何票集めるかがわかる方が面白いと思う。つうか供託金は政党に属してる候補者だけでよくね?
 あともう一つ衆院選の問題は比例名簿問題と投票率の低い事のデメリットのなさ。比例名簿に関しては選挙区でしつこく落選させてるのにも関わらず、有権者の意思を無視してその議員が復活当選したりする。こんなのが地元から出た議員だと思われるのが損だから落としてるのにしつこく議員をやられる。はっきり言って迷惑だろう。某党の元党首のような。
 これに関しては比例名簿に載せてはいけない人というものを規定すればいいと思う。まず大臣経験者はその肩書がある以上、未経験者よりも有利なわけだし、立法府と行政府を兼任したという三権分立がおかしい日本のおかしな事をしてるわけだから、比例名簿には載せてはいけないとしたら、大臣経験者で嫌われる議員は相当大臣時代に問題があるのでそのまま落選でいいだろう。当然現職も比例名簿なしだ。あと大臣になってなくても党首は載せてはいけないだろう。その選挙の責任者は党首にあるのだから、落選はしっかりその身で受けて欲しいし、なまじ嫌わrてる党首が名簿に載ってると比例票が入ってこなくなる。どこかの党首が比例で復活当選できなかったように。党にとってもいいことはない。
 そんなわけで比例名簿の載せる名前に制限を加えておくべきだ。大臣経験者が名簿に乗らないだけで、選挙の比例投票は面白くなる。
 あと投票率の低さに政治家がノーリスクなのはゲームとしても面白くないし、壊れてる。こんな重要な指標が選挙においてなんの仕組みにも組み込まれてないなんて逆にもったいない。そこで投票率によって、比例当選の数を調整する。投票率が低ければ比例当選者数が減るようにすれば、自然と議員の数も調整される。総投票数が少ないんだから、票が少ない以上、議員が少なくても当然だろう。投票率が多ければ、それだけの政治に関心を持つ人が多いということだから、政治家が多くても問題はないだろう。比例の数で議員数を調整するルールが入るだけでゲームとして一層魅力が増える。過半数ラインも投票率がわからないと決まらないということになる。
 もうちょっと選挙を昭和時代のどぶ板選挙としてみるよりも洗練さrたゲームとして見れば見直すべきところが見えてくるんじゃないだろうか。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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