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自転車乗ってるけど

朝刊
09 /04 2014
 自転車乗ってみると、道のめんどくささがよくわかる。自転車だから、車道なわけだけど、案外自転車で走ると道幅は広くとってることはよくわかる。でもなぜか車道も歩道も狭い、なぜか。道には歩道と車道の間に何かしらオブジェクトが置かれてる。ガードレールや縁石に街路樹などだ。要するにこういった物がせっかくの道幅を狭くしてるわけだ。はっきり言えば、縁石やガードレールなどを置かずに道を真っ平らして、そこに線で歩道とか区切った方が、道のためだろう。地方の道は誰も通りもしないような道でもしっかり歩道を確保して、それをガードレールが守ってる。誰も歩かない道をだ。それならば、そういった物を置かずに道を真っ平らにしてくれれば、自転車やバイクも通りやすくなるし、自動車も自転車やバイクにイライラせずにすむ。それに歩道だからとアスファルトを盛ってるところもあるが、あれは歩行者も歩きづらいときた。いったい誰のための歩道なのかわからない。
 それに歩道を確保したり、ガードレールや縁石を作ってしまうと、メンテナンス性の悪さも目立つ。車道はしっかり塗り直して綺麗なのがわかる反面、綺麗な道の歩道のアスファルトはぼろぼろで、年代物の古いアスファルトにようにも感じる。道路整備しても歩道も含めて、直すことはなかなか無い事が走ってみるとわかる。縁石などが飛び飛びのところはその縁石の無いところはアスファルトが塗り直してあったりと、明らかに面倒くささがアスファルトの波で伝わってくる。だから、何もない道にしておけば、一気に歩道も含めて修繕が出来るわけだ。道を全部塗り直した後に線を引けばいいわけだし。修繕の出来てない歩道は酷いもので、アスファルトは古いし、ボロボロにひび割れて波打って、さらに草が割れ目から生えてきている。完全に放置された廃墟の庭のようだ。
 だから、変な気を起こさずに道は歩道も車道も真っ平らにしておいた方が、メンテナンス性や利便性がかなり上がる。コストも下がる。折角拾い道のスペースをとってるのに、狭くしておく理由もないだろう。しかも群馬で僕が通ったところだけでもそうなんだから、日本全国ではかなりの死に歩道が多いことだろう。歩道として死んでいるのにコストをかけて、区切る必要があるのか。あと街路樹も植えた時は小さくてかわいげもあるだろうが、30年も経つと視界や交通案内をふさぐ迷惑な存在になる。バカみたいに高い木が街路樹の道を見ると、もっと小さい時に斬ることを考えなかったのかと思う。さらに標識や交通案内を見えなくするのだから、迷惑でしかない。
 歩道なんて無駄に区切ろうとしてコストを上げて、メンテしないままにしておくなら、全部一面を平らにしておいた方が、後々の為である。あの荒れ果てた歩道はさらに荒れ果てる事だろう。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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