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子供は元気に外で遊んでるの風景

風景
08 /04 2014
信子「あっつい日が続きますがぁ~。元気に外で遊んでる子を見るのはなかなかいいもんね」
益利「この殺人的に暑い日に外で遊んでる子がいるのか、すごいな」
信子「前から気になってた伊勢崎市にあるスケボーパーク行ってみたのよ。このくそ暑いのに滑ってる人いるのかなぁってのと場所の確認も含めて」
益利「あー、そういえばあるらしいな。アピタのそばだっけ?」
信子「まあ、そばと言えばそばだけど。ちょっと歩くわね。工業団地内の公園で、野球やってたから無くなったのかと思ったら、野球やってる公園の隣にあったのよ。これが」
益利「へえ。あるんだ」
信子「しかも何人か滑ってて、大人の人がうまいのはわかるけど、小学生っぽい子達がうまいのよ。見とれちゃった」
益利「小学生でトリック決めるのか?」
信子「決めるなんてもんじゃ!段差から飛び降りてそのままスケボーでスーって滑って、パワースライドよ。しかも自然に。なんなの。やっぱり子供の頃からやっておくべきね。体も軽いし、体重の移動も軽い軽い。あんなの見せられたら、外で遊ばない子はただの才能を腐らせてるだけって思えるわ」
益利「そんなにすごいのか」
信子「子供のスケートボーダーはやばいわ。あれでお金取れるって」
益利「お金って」
信子「日本はもっと多種多様な運動公園を作るべきよ。野球なんて人数集まらないと気軽に出来ないのに、変なところに野球やれる公園があったりするし。スケートパークやバスケットボール用の公園なんて本当に少ない。少ないからこそ、役所はこういった公園を作るべきなのに。つーか最近盛り上がってたサッカーですらあんまりないよね。気づくと」
益利「スポーツっていうカテゴリの認識がこの国では野球になってるからな。マスコミのスポーツニュースのおかげで」
信子「もっと色んなスポーツやれる環境があってもいいんだけどね。でもその野球だけど、伊勢崎市の野球場で少年野球してたのよ」
益利「野球もやってたのか、この炎天下の中で」
信子「それが結構面白いの。父兄が攻撃になると口で甲子園のブラスバンドが演奏する曲を歌うのよ。社会人野球のまったりした空気と違った妙な迫力があったわ。まあ、野球も野球で面白いんだけどね」
益利「ビール飲みながら見たら面白そうだな」
信子「まあ、子供達が頑張ってるのを肴に酒飲むのはどうかと思うけど。しかし、まあこんなスマホだなんだの時代に体使ってるのは良いことだわ」
益利「もしかしたら、スマホがきっかけでそういう流れになるかもな」
信子「どういうこと?」
益利「スマホの影響でゲームが売れなくなって、ゲーム業界が良いゲームを作れなくなった。そこに来て代替品のスマホゲームはゲーム専用機で課金しないタイプに比べるとやはり劣るというか、課金させるためのシステムがゲームを純粋に楽しむことを削ぐんだよ。課金しないとクリア出来ないレベルの敵になったり。でもそれは仕方ない。しかし、その為にゲームはつまらなくなり、代替品にそれを超えるものが出来なくなったら、ゲーム依存症の30代の人間はゲームに固執するかもしれないけど、ゲームに時間を投資してない子供達は意地になってまでゲームにしがみつく必要はないわけだ。そうなると、外でスケボーなりキャッチボールなりサッカーボールを蹴ってる方が面白いことに気づく。実際にスマホゲーも近くの人と一緒に遊ぼう的なシステムを取り入れてるけど、子供からしたら人が集まってるなら、スマホゲーする必要もないし、ボールがあればどんな遊びも出来るわけだ。そのうちに一気にSNS疲れとスマホゲーに飽きがきて、ツールとしてスマホは残るものの、時間を費やすツールでも無くなるだろうな。案外お前も飽きてきたろ」
信子「飽きた。ツールとしては便利だけどね。だから、最近外で遊んでるわけよ。この間演劇観に群大行ったら、学生の女の子達が駐車場でスケボー乗ってたの見た時に時代はきたねと思ったし」
益利「人間は飽きる生き物だからな。だからこそ、時代がいつも移ろうし、面白いわけだ。まあ、賢い人はそのスマホに秋が来るタイミングを狙って、何か仕掛けてくるだろうけどな」
信子「次かぁ。次は何だろうね」
益利「案外スケボーだったりして」
信子「スケボー面白いけど、ジャンプしようとすると一気に危険になるからなぁ。でも小学生で乗れるとかっこよかったしねぇ」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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2007年8月31日開設
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