なんか片山祐輔の保釈後から動きを見てて、どこかの物語で似たような教訓チック話があったような気がしてたんだけど、やっとわかった。芥川龍之介の蜘蛛の糸だ。
極楽から下ろされた蜘蛛の糸を上ってる途中で、暴言を吐いて糸をが切れて地獄に堕ちて、お釈迦様が悲しそうな顔して立ち去るという展開が色々と重なる。
蜘蛛の糸は保釈金と保釈だろう。流れも全体的に無罪の流れだったのに、保釈中という蜘蛛の糸を上ってる最中に、余計な暴言という真犯人メールを送ってしまって、それを保釈中に観察してた警官というお釈迦様に見られて、無罪の流れと保釈金という蜘蛛の糸を切られてしまう。それで全国の擁護派というお釈迦様が悲しそうな顔をして立ち去る。
色々重なって面白い。ネットと蜘蛛の糸が重なってるとも言えるし、蜘蛛を助けたという行為が猫を可愛がってたという行動にも重なる。猫を可愛がってたという写真が少しだけ親近感を沸くきっかけになったのも、お釈迦様が蜘蛛を助けたことを思い出した事に重なる。他にもカンダタと片山もカとタが重なる。とか色々。
なんとなく蜘蛛の糸に似てるでしょ。これは現代の教訓話なのではないだろうか。