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バスケボールの風景

風景
05 /12 2014
信子「スラムダンクの影響でバスケットボール買ったんだけどさぁ」
益利「ずいぶん影響受けたな」
信子「まあね。面白いしね。そんなわけでスポーツ専門店で安かったからアウトドアバスケットボール買ってきたのよ」
益利「お、いいな。シュート練習とかやればいいじゃん」
信子「問題はそのシュートよ。近くの公園とか運動公園行ってもどこにもないでやんの」
益利「あれ?近くになかったっけ?」
信子「あそこの広場でしょ?行ってみたら土台だけあって、ゴールと板が壊れて無くなってるの」
益利「板は木だからな。そっかー。それじゃそのボール使い道がないな」
信子「しくじったわ。とはいえ、公園の器具なんて修理もしないだろうし。自費で修理したくても勝手にやっていいものか。大人の社会に話し通さないといけなくなりそうだから、めんどーだし」
益利「自費ときたか」
信子「もしもあそこにバスケのゴールがあれば若い子も練習できるじゃない」
益利「まあなぁ。でも夜中まで練習されたらうるさいから、あえて直さないのかもしれないし。住宅もできてきてるから、色々あるんじゃないねぇの?」
信子「確かにそういう事もありそうね」
益利「そう考えると、何かと地方で家を買う人はすぐに木を植えたくなるけど、木を植えるよりバスケゴール設置した方がなにかといいんじゃないか?」
信子「木を植えても、木も生き物だから人の想像を上回る成長するしね。夏になると葉が生い茂って、切るのめんどいし、それを処分するのもめんどー。めんどーのオンパレードよね」
益利「髙枝切りバサミが欲しくなるしな。それ買うならゴール買う金に回した方がいいし、庭にゴールあれば運動できるじゃん。ジャンプするし、重いボールを投げ上げるなんて重労働だし、狭い庭で運動するのにこんなに効率いいこともないだろ」
信子「結構庭で運動するのって難しいのよね。野球のボール投げるわけにもいかず、テニスのボールを打つわけにもいかず。ゴム紐ついてるボールですら使うには相当広いスペース必要だし。その点バスケのゴールって運動器具としてはいいかもね」
益利「でも今では庭に木をやたら植えられてたりしてるので、ここにゴールを置くのは難しい。これらがもともとない平らな庭ならいいけどな」
信子「マジで庭に木を植えるって、のちの選択肢をつぶしてるわね」
益利「まあ、バスケのゴール置こうなんて発想するとは思わないからな」
信子「最近では庭つぶしても太陽光パネル置いてる家とか見ると、それはそれで窮屈そうな家だわぁと思うわ」
益利「太陽光パネルなんて置いたら、もう完全にバスケのゴールは置けないな」
信子「ゴール自体はそれほど高くはないんだけどね。よっぽどゲーム機の方が高いしね」
益利「置けるところがあればなぁ」
信子「先生、バスケが、バスケが、したいです・・・!」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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