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日本のマスコミのダメさ

朝刊
04 /02 2014
 たまむすびでみんな大好き町山さんのコラムで町山さんが本気で日本のマスコミに切れてた。まあ、これは切れるわなぁ。
 アクトオブキリングというアカデミー賞ドキュメントの候補だった作品だけど、これはインドネシアのクーデターでの虐殺を行った人達を取材したドキュメント映画だ。インドネシアと言えばスカルノ大統領の奥さんだったデヴィ夫人だけど、まさにこのクーデターでクーデターされる側の当事者だったわけで、その取材にマスコミが駆けつけたのにも関わらず、マスコミはこのインドネシアのクーデターの時のデヴィ夫人が語った体験談を総スルーして、誰かと電話したとかそんなネタでしか記事を書かなかったらしい。この国のニュースバリューってなんだろうなぁ。
 なんか色々とメディアの問題がこんなところでも垣間見れる。まあ、もしもこの映画アカデミー賞受賞してればもう少しは違ったのかと思うと・・・。いやデヴィ夫人はマスコミが作り出したピエロ役を演じてもらわないといけないから、ピエロでなくなるのが怖いのかもなぁ。アクトオブキリングとデヴィ夫人を結びつけてしまったらデヴィ夫人のキャラがかなり変わってしまうのだろうし。
 本当に重要なニュースってやらないよなぁ。そういやすき家の大量閉店もニュースでやらないよね。これも重要な事案だと思うけど。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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