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ロードオブザリングすげえなぁ

朝刊
02 /20 2014
 ロードオブザリング三部作全部観たけど、すごいな。一つずつ三時間くらいあって、それでも詰め込んでの三時間。しかも軍勢戦が本当にすごい。ファンタジー映画というよりも中世ヨーロッパの戦争物。しかもそんな映画よりも戦争描写がものすごい。特に人数とか。
 物語も良く出来てたけど、リングを運ぶフロドと王の末裔で今は流浪人のアラゴルンが軍を率いて戦う軍勢戦が一緒に進んでいくのがうまい物語だった。最後の全面戦争がフロドが敵陣の中を進むための陽動作戦というのもなかなか。人間軍が総出で攻め込んでくればさすがにオークも出払うわな。しかしまぁ、籠城戦が多かったけど、籠城戦物いろいろ観てきたけど、ここまですごいのはなかなかないな。籠城してるところにオークの大軍勢が地平線まで埋め尽くしているほどいるのを援軍がオーク軍の横っ腹を殴りに騎馬で駆け抜けるのは爽快。しかも敵の大将首あげるのがアラゴルンではなくて援軍で駆けつけた国の姫なところも面白い。
 なによりこの物語の勇者はフロドの従者サムだろう。はじめは些細なきっかけでついて行くことになったし、太ってて頼りなさそうなのにフロドとサムの二人きりになりフロドが指輪の魔力で弱ってきてる時のサムの頼もしさったらない。本当に勇者といえる存在感がサムに生まれてくる。始めは頼りなさそうで太ってるキャラだったのが最後にはものすごいハンサムに見える不思議。サムにかっこよさってことを教えられた。ただその反面主役であるはずのフロドが指輪の呪いで疑心暗鬼に疲労してるのだけど、全部サムが気を遣いまくっていてあまり魅力的に見えない。仕方ないのかもしれないけど。あと問題は指輪が魅力的な存在のはずだけど、あの普通の指輪を眺めて心を奪われる描写があってもちょっと共感できない。ゴラムも執拗に狙ってくるが、そこまで魅力があるようには見えない。デジタル使ってるのなら、持った人には指輪から精霊みたいに美少女が見えて誘惑してくるとか、指輪を指にはめる時にはその美少女の口に咥えられる描写とかあった方が指を欲しがったり、はめたがる理由になったと思う。あのなんの変哲もない指輪に執着する理由が画面を通し手だと伝わりづらい。
 まあ、長いし良くできてた物語だった。ただ一本一本だと意味不明なので出来れば三作一気に観た方がいい。三部作通していい作品と言えるだろう。まあ長かったし、三本観ないと意味ないだろうと感じてたから今まで避けてたんだけど。全部で十時間くらいあるし、おまけDVDまで入れたらどんだけ時間使うのか。おまけは観る時間がないけど。
 今やってるのが長年指輪を隠し持ってたビルボが若い頃の話だろうけど、あれも長いのかな。まあそのうちかなぁ。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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