信子「あー、今年も行ってきたわ。
群馬県立女子大の学祭。しかし、なんつーか若い子が多いからちょっと行く気が挫けるのよね。若さは羨ましい。でも県女の学校自体のデザインが好き」
益利「まあ、向こうは20前後だからなぁ。俺らとはもう結構離れてるというか」
信子「若いっていいわー。こんな行き詰まった時代でもそう感じないのが若さなのよ」
益利「年齢気にしてたらきりないぞ」
信子「うーあー、そーですけどー。まあ、それはいいとして学祭特有の喫茶店の多さはあれだけど、結構部活ごとにそれぞれ活動して頑張ってるよね。結構面白かった。それに
県女演劇部はミニ公演だけど、結構面白かったし、行って良かったわ」
益利「そっか、もう十数年歳が違うのか…。気がつけば遠くへきたもんだ」
信子「はぁ、本当にきたもんねぇ…」
益利「それにしても写真部の子がまだフィルムで撮ってるって子がいたのはちょっと嬉しかったなぁ」
信子「あー、フィルム写真懐かしいわぁ。もうフィルムも富士フイルムだけだっけ?」
益利「簡単には手に入らないよなぁ」
信子「そうよねー。デジカメよねぇ。漫画の究極超人あ~るとかもう古典ね」
益利「あれこそ学祭ノリを漫画にしたようなもんだけどなぁ」
信子「あの漫画では公務員は簡単になれる仕事だったのにねー。価値観はかなり変わったことを証明する作品だわ」
益利「コメディ漫画だけどな」
信子「時代は早いわー」