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社会学者って何だろうなぁって最近思う

朝刊
08 /29 2013
 ラジオとかで何かと活躍というか事柄の説明とかがうまいので便利な社会学者という人たちだけど、最近彼らは何だろうと思うようになってきた。確かに説明とかうまいし、まあラジオの解説やコメンテーターとしては割といい。でも何か広く浅くみたいな感じもするし、社会学的には今の政治家はバカだと言う割に政治家にならない。
 前は頭いい人達だなぁと思ってたけど、ある社会学者が「僕は政治家になんてなりたくないですけどね」と言ったのを聞いた時から、「ん?」と思うようになってきた。もともとこの人達が政治家になればいいのにと思ってたのに、そんなにはっきりと否定されると、彼らは何のために研究やら解析してるのかと思うようになった。そんなに政治家がバカで社会学的な知識がまるでないと言うなら、自分がなるなり、政治家のシンクタンクになるなりすればいいのに、その一線は越えない。過激で有名なジャーナリストを呼んだ時に「あなたなら汚れ仕事でも取材のためにやりますか?」と聞かれて、終始自分が汚れをしない理由をまくし立てて、なんだかいいわけをしてる子供のように感じた。汚れずに綺麗なところから、誰も読まない原稿をせっせと必死に書いて仕事してますってのが社会学者なのかと思うとなんだかがっかりした。
 某ラジオ番組の社会学者達の討論番組もスポンサーつかずに消えかかってるし、なんか結局その程度っていうか、言葉で冷静ですよってアピールがうまいだけでお金を出してもらえない学問なのかと。それだけ頭がいいはずなのに番組を存続させるだけのビジネスモデルも作れないってのがなんだか正体が見えたというか。
 まあ社会学者のラジオでの話は好きなんだけど、どうも社会学者自身がどこかお宅くさい腰の引き方が透けて見えるというかもう一歩突き抜けた活動ができてないというか。
 まあ、社会学者が政治家になるとなった場合のリスクは大きい。まず当選しなかったり、投票数があまりにも少なかった場合、人気があるように見えてなんぼの商売だから、社会学者として番組に呼ばれなくなる。番組の無い社会学者なんて世間的にはいないも同然、本も売れない。
 または政治家になっても大変だ。政治家になってそのお得意の社会学の通りに国を運営しようとしてもうまくいかなかったり、政治特有の力関係でやりたいことができなかったりして、政治的に失敗したら社会学者としてどうなのって事になる。政治家やって失敗した社会学者の今の政治家は~、政治家はバカだ、などの台詞は言えなくなる。社会学って、こういうやり方が世界的には王道なのに日本の政治家は知らないからバカだ的なスタンスだから、政治を行う側になったら逃げ場がないわけで、政治についてとやかく言ったり、離れた立場から言うのが仕事なのかなぁって思う。
 なんかインテリが自尊心を守るための学問って感じがしてなんだかなぁって思う。スポンサーがつかなくても、どこか自分の努力不足と思わずに誰かのせいとかに心のどこかでしてるんじゃないだろうか。有名人と言うほど有名人でもなく、まともなことを言ってるようでどこに向けてるのかもよくわからないし、スポンサーがつくほどの魅力もない。
 いや政治家になるんだったら、というか政治家になるための学問としてはいいと思うんだけど、政治家にならないでこんなに広く浅くみたいな研究とかどうなのと思う。なんか社会学者の本でミリオンセラーみたいのが出てれば少しは違うんだろうけど、社会学者という人が多いし、彼らの仕事は書くことだという割には売れてないなぁという印象。
 社会学者は本気でその知識と研究成果を込めて、どん欲に本気で売れる本を作ってみたらいいんじゃないだろうか。どこか本気出せば売れる本作れるロジックはわかってるけど、あえてやってないんですよ的なスタンスはやめてさ。本気出しても手が届かなかった時の焦りを知らないのか、知りたくないのか。まあ、受験からずっと勝ち組で大学の教授とかやってるわけで、税金で飼われながら本で副業してる感じなのかな。案外、現代インテリのそれらしい仕事の割に、なにか大きな成果が見えないよなぁ。
 結局社会学者って何なんだろう。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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