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気が付くと三権分立から四権分立になってたのか

朝刊
11 /30 2012
 国のシステムを行う上で行政、立法、司法を三つに分ける三権分立。本当に良くできてるというか、よくこの三つを分けたもんだと思う。でも日本は立法の国会議員が議員を辞めずに兼業で行政を執り行うのだから、二権分立でこの弊害が経済成長の止まった日本では足を引っ張ってる。
 まあ、日本の二権分立はおいといて、問題はこの三権分立を作った時代と今の時代は大きく異なり、実はもう一つ、先の行政、立法、司法とは別にもう一つ独立させないといけない機関が増えていた。そもそも過去のお金は金本位制で中央銀行は存在してたかもしれないが、保有金と紙幣の発行枚数を気をつける程度だったと思う。それがニクソンショック以降、金本位制が無くなり、その事によりただの紙切れに信用を維持するために中央銀行の存在は重要になってきた。それに金本位制を捨てた今では理論上印刷すればいくらでもお金を作れるわけだが、それをやってしまうと金本位でない紙幣は一瞬のうちに紙切れになる。お金というか紙幣というのは本来価値が無いものだが、価値があると世界中を洗脳というか思わせている事によって、現代のお金というものは成り立っている。
 その為に中央銀行はほっとけば無駄遣いしかしない行政からの影響を受けないために独立性が必要とされてきた。今の選挙の論調だと日銀の独立性をそぐことが必要のように争われているが、日銀は価値のない紙幣の価値を守ることが仕事なわけだ。
 要するに三権分立を作った時代には無かった中央銀行という独立性が必要な機関が実は増えていたわけだ。しかも四権分立などと意識しなくても世界中の国が中央銀行は独立してないと世界に信用されないとされて、四権分立などという概念が無くとも世界は四権分立してたわけだ。
 ユーロ圏はこの四権分立という国家の四大権力のうち中央銀行を他国とくっつけてしまったわけだ。国の四分の一を共有してしまったに等しい。そんなわけで他国の財政危機にもお金を出さざるを得なくなるわけだ。四分の一は同一国家というわけだから。まあ、その事をきっとユーロ圏の人も意識してないだろうが、ユーロはもう四分の一は同一国家になっているわけで、イギリスはまだそこまで同一化してないことになる。
 ユーロを作るまでが大変だったけど、ここから離脱するのは入るのよりもきっと大変だろう。国の四分の一を同一にしてしまったのだから。
 そんなわけで中央銀行も独立性が維持されるべきだし、三権分立ではなく現代は四権分立だと世界が気付くと面白いんじゃないかと思う。

「核家族」から「一族化」に回帰し生活防衛へ 博報堂系シンクタンク
 そもそも核家族にしようってのも不動産を活気づかせたいための方便だろうに。一人暮らしかっこいいとか。日本で一番金がかかるのは家賃なのに家賃を一族で何軒分も払うとか搾取されてるだけだし。それを今頃一族化とか。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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