よくSNSゲームにお金払っても何も残らないという話があるが、SNSゲームのカードにお金を払うのはどうかと思うけど、残らない物にお金を払うことは悪いことではないと思う。何よりも残ることによって困るときが多いのが物だったりする。好きで買っていったら、集まりすぎてしまって部屋が狭くなり、結局捨てるなり、売るなりをする。
もしもこれが残らない物だったとしたらどうだろうか。いくら買っても部屋のスペースは確保されるし、捨てる必要がない。実はこれは重要なことで、趣味の物品の真の戦場は売り場ではなくて実は購入客の部屋の棚をいかに確保できるかの勝負だったりする。どんなにいい作品であっても、置くスペースが無ければ買われることが無い。むしろいろんな物が売れなくなってる理由はここにあるだろう。小説がメインの頃は小説一冊で物語が完結してるものの、今のマンガは何十冊買っても完結し無いどころか続いていく。しかも一シリーズを買うだけで部屋がどれだけ占拠されることか。こうなっては読者は新しい作品の食指が鈍るというもの。
僕はゲームが好きで、ゲームキューブとXBOXなら日本で販売したソフトで有名なソフトはほとんどやったんじゃないかと思うが、今ではこれらのゲームのほとんどがない。しかし、これは要らないから処分したわけではなく、置いておくスペースの都合上、泣く泣く処分していった結果何もないわけだ。残念なことに後になってやりたくなったら買い直せばいいやと思っていたら、みんな軒並み価格が高騰してたりする。任天堂のゲームはみんな出来がいいので、売るのは惜しいソフトたちだが残念なことにおいておくことができないために残ってないのだ。
それで今では3DSのソフトはダウンロード販売をしている。価格はソフト版と変わらないものの、形に残るソフトの方がいいのかと聞かれたら、僕は間違いなくダウンロード版だと答えるだろう。ゲームは一つのSDカードに収納できた方が確実にいい。ソフト交換の煩わしさがないのがいい。これならゲームキューブのソフトも未だにあったのになぁと思う。