自民党よ、問責の前に一票の格差を解消しろよ。何考えてんだ…。つーか国会議員の理由無き欠席は法律で禁止しろよ。欠席ほど不愉快な国会は無い。ディベートしろや、ディベート。
　そんなわけで鳥人間コンテスト観たんだけど、やっぱり大学生がバイト代と時間と大学で学んだ力学投入して飛行機を作って、机上ではなく湖上で戦うのは本来の大学生のあるべき姿のように思える。東大やら東工大やら東北大に日大の理工学部の連中が絞り出せる知恵と体力と時間とお金をぶつけ合ってる姿はこれこそ学問だろうと思う。高校は甲子園という舞台で学校の名声を上げるために戦っているし、甲子園で優勝した高校は一気に知名度が上がり、ブランド価値が上がる。これによって高校の順位というものも変化することだろう。しかし、実は大学はそう言った学生がその全てをぶつけ合う舞台はない。せいぜい箱根駅伝くらいだろう。本来ならその知力や体力を発揮すべき大学がその真価を発揮する舞台が無ければ、そらすぐに学業なんて放り出して就職活動をするわけだ。学生が悪いんじゃなくて、大学の看板を背負って戦う舞台が無いのだから仕方ない。もしも鳥人間コンテストのような晴れ舞台があれば、学生だって就職活動よりもその晴れ舞台の方に力を注力するだろう。そう考えると現時点での大学対抗のイベントがまるでない。せっかくの知恵での切磋琢磨するはずの大学同士戦わないのであれば、高校生達もどの大学が良い大学なんてわからず、なんだか名前が有名な大学の方が優れてると錯覚して、高校生同士の模試による偏差値によって大学のランクが決まってしまう。
　よくよく自分が高校生の頃を思い出して欲しい。なぜ東大や早稲田や慶応が優秀な大学と思ったのか。決定的な理由もなく漠然とそこが優秀だと思ってたに違いない。理由無き優秀さと大学のランクは偏差値の高い高校生達の死亡数の多い大学が優秀な大学となっている。大学側からの我が大学はこういう実績を近い過去において成し遂げたというものはまるで聞かない。せいぜい実績と言える物は有名企業への就職率くらいなものだ。これでは大学は本当に就職予備校に成り下がってしまっている。とは言え大学がアピールする場が就職率しかないのだから仕方ない。
　しかし、鳥人間コンテストはどうだろうか？大学の名前や偏差値や就職率も関係無く、その知識と技術と体力と資金が合わせ重なった結果が飛行距離という数字になって現れる。ここには東大だから強いというわけではなく、偏差値など関係無く真の力が発揮されるわけだ。ここで東大を負かすことによって、高校生達に結果の出してる大学はどこかをアピールできるし、そんな大学に憧れて東大ではなくてあえてこの大学で飛行機を作りたいという学生も出てくる事だろう。こっちの方が正しい大学の選び方だと思う。そもそもその大学の何かに憧れて死亡した人はどれだけいるだろうか？多くの人は自分の模試結果から行けるであろう大学を選んで入学したことだろう。そういった大学の選び方は実に消極的ではないだろうか？
　だからこそ、大学対抗のイベントを多く作ってテレビで学生達を闘犬のように戦わせるべきだ。その為に大学の夏休みや冬休みは多いのだから、この時期にがっつり大学同士が戦ったらいい。今では夏は鳥人間、冬は箱根駅伝とあるが、もっと増やしてもいいだろう。それこそ日本の学生を育てたいのなら、トヨタが主催して大学対抗の自動車レースなどをやってもいいのではないか。全国の理工学部が出てくるだけでなく、山奥にキャンパスのある文系の学部が乗り込んできても面白いし、そんな学生達がヒーローになったり、悔し涙を流してる姿を観たら、高校生達も志望校にする理由になるだろう。当然そこで生まれたヒーローは就職活動にも有利になるわけだし、学生にとっても就活などと言う烏合の衆に飲まれて没個性の活動するよりも実りの多い学生生活になることだろう。
　文系だってイベントは作れる。当然視聴者に受けの良い大学対抗のクイズ大会もあるだろうし、何よりも文系の醍醐味はディベート大会だろう。大学対抗ディベート大会を行うことで日本の学生のディベート力を底上げする。そうすることによって、日本の政治家と政治の討論のレベルが底上げされる。当然ディベート力のある学生は政治家にでも立候補すればいい。あと日本の被選挙権は大学卒業と同時に立候補出来るようにする必要もあるだろう。ディベート力を発揮した生徒がすぐに立候補出来るように。
　やる事も無げな文学部だってイベントを作れる。例えばその大学の文学部の生徒から小説やエッセイを書かせて集める。その中で優秀な作品を一冊の単行本にして発売する。本当に優秀な文学部の学生がいれば、この大学発行の単行本は売れるだろうし、さらに他の文学部発行の単行本とも競わせたり、その年に発行した文学部の小説の中で最優秀単行本と作者を表彰したらいい。この作品を読んで学生達がその文学部を目指す理由になるわけだ。
　大学はお互いが競い合わない為にいまいち本当に結果の出てる大学がどこなのかが高校生どころか社会人達にも届いてこない。もっとそういったものを社会に見える形で発表してくれたら、きっとそれは面白いだろうし、新しいヒーローヒロインが誕生することだろう。理系がその知恵を競い合うのが鳥人間だけでは寂しいし、そもそも文系などどこを見て評価して良いのかすらわからない。もっと大学対抗のイベントを企画して、企業は学生を育てる意味でもこういった企画こそスポンサーになるべきでは無いだろうか。それにこういった企画のスポンサードでイメージが良くなっても悪くなることは少ないだろう。ましてやそのイベントが甲子園並みに国民的行事に化けたら儲けものだろう。
　大体企業だって就職活動に来る学生が同じ顔にしか見えないんだろうから、いっそそういうイベントを行うことによって、少しは学生達の価値を決めておいたら良いんじゃないかと思う。東大だから優秀ってわけでもない事はもう骨の髄までわかってるんだろうから。
　そういや社会人のマニアを競わせるテレビチャンピオンとか良い番組だったのに無くなっちゃったのはもったいないね。あの番組から生まれた有名人は結構底力があって、認められたことによって伸びてる人ばっかりなのに。

米コダック、写真フィルム事業を売却へ
　歴史のあるコダックフィルムも終わりか。今ではフィルムの代わりにSDカードだもんなぁ。

「もう何も期待できない…受注がゼロに」　取引企業、シャープ失速に悲鳴
　シャープショックは結構シャレにならないだろうな。大阪の中小企業大丈夫か？大阪維新のアキレス腱になりそうな気もするけどどうだろ。

薄型TV、五輪需要不発＝7月の出荷台数8割減
　需要の先食いの恐ろしさだな。五輪でもテレビが売れない。まあ売れる気はまるでしなかったけどね。

韓国のハンファ、独太陽電池メーカーのＱセルズを買収へ
　Qセルズ買うか、フツー。これは凶と出るか吉と出るか。負債請け負うとかねぇ。ゴミ会社売りつけるのに今は韓国が狙い目かもねぇ。Qセルズ再建できるのかね。

気になる株価材料
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