若者の自動車離れとか、自動車が国内で売れないとかって言ってるけど、解決法は至極簡単。東京の人口の四分の一を地方に散らせば嫌でも自動車は売れるよ。
　さて、そんなわけで最近思う事ですけど、何かと商品が売れない昨今、スイーツでの開発に困るのはわかる。でも、売れないからと言って開発がトチ狂ってどんどん新商品が甘くなって、気が付けば塩辛すぎて水が飲みたくなると言う現象と同じ事が起きるくらい、水を飲みたくなるほど甘いスイーツなんてのも存在する。甘いという味覚をウマいと定義してる以上、甘すぎる商品をマズいというのは抵抗がどこかしらある。しかし、食べたくないとか甘すぎるからもういらないと言われるのはマズいと言う事だろう。食品で甘さに逃げるのは間違いだろう。逆に最近では甘さを引いて適度な甘みで飽きずに何度も食べられるようなスイーツが売れていたりするわけで、商品が売れないのは甘さが足りないのではなく、バランスが悪いというわけで、特に製造してる人達ですらうんざりしてるような商品はそもそも間違いと言うべきだろう。開発が独りよがりで作るのではなくて、直接毎日製造してるパート達の意見をしっかり聞けば商品が失敗かどうかがわかるのにそんなことはまるでしないわけだ。本当に現場の意見って聞かないというか。
　昔の経営者は現場の社員と酒を飲んだりして腹を割って話したりしたけど、現代に当てはめて社長が社員と酒を飲んでも現状はわからないだろう。昔は現場を平社員が働いていたから、社員と社長が会うことに価値があったが、現代では現場には平社員ではなくてパートが働いている。だから、過去の社長と同じようにしたければ、パートと酒を飲むべきだ。
　あとあと、日清食品の百福社長が言ってたと思うけど、パソコンの前にいることは仕事じゃないという言葉はまさにその通りだと思う。IT関係は現場がパソコンだから仕方ないけど、パソコンはそもそも業務を軽減させるためのツールなわけで、事務仕事を短期に終えて、すぐに現場に入って体を使って働ける事を見越してるわけで、社員が事務所でパソコンの前に座ってボーッとしてたり、リバーシやってたりするのだったら、何もパソコンでなくてもいいし、仕事の速度がまるで帳簿時代と変わってないという矛盾があったりしないだろうか？帳簿と同じ時間ならパソコンの設備投資費用と電気代な分無駄なわけで、パソコンで遊んでたり時間潰してる社員を現場に叩き出すだけでも業績は大分変わるだろう。事務所から現場に来ることもないのにパートの監視だけやたら設備に金がかかってたり、チェック事項だけ増えてたりとなんだかなぁと思う事も多く、そもそも社員のパソコン画面をチェックしてたら遊んでる社員もいなくなるだろうし、パソコンでの作業も終わり、パソコンの画面と事務所内をチェックされてたら現場に出るしかないだろうから、少しは仕事をすることになるだろう。
　本当に業績を回復したければ、あのパソコンに張り付いてる社員をいかに引きはがすかだろう。そもそもパソコンが仕事場に導入されてからまだそれほど時間が経ってないのに、プログラムの仕事でもない人がパソコンの前に座って何もしてないという状況を色んな会社で結構目につく。しかもその何もしてない人がパートやバイトよりも給料を貰ってたり、昔はバイトがしてたような雑用を高給取りの社員がやって、作業をミスるとケガをしたり工場全体に被害が及ぶような仕事を非正規がやってる現実。
　安藤百福かく語りきで尊敬する百福社長が言ってるように、「パソコンに向かっていれば仕事をしていると思ってる。もっと汗をかく仕事に取り組みなさい。」という名言はまさに現代に今一番合ってる名言だと思う。はっきり言ってパソコンなんざ椅子に座らずに立ちながらの方が仕事しやすい。つーか一日中パソコンに向かうために座ってばっかりいるから痔になりやすいんだろう。立ちパソコンは仕事の効率健康の両面からベストだと思うけどね。まあ、座り仕事嫌いなんで一日中座ってる人の気持ちと尻の調子は良くわからないけど。

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