懐かしくしてEAST END X YURIのDA.YO.NEを聴いたんだけど、そういやこれって1994年の曲でもう時期20年前になりかけてる作品なわけだ。と言う事は今の若い子のほとんどはこの曲を知らないことになる。特にこのDA.YO.NEは売れた時は日本中が盛り上がったもののそれ以降再注目されることなくきてるような気がする。 今でこそ方言ブームなるものが起きてはいるが、このDA.YO.NEが売れた時は日本各地でこの曲を方言で歌ったバージョンが雨後の竹の子のように出てきた。調べてみると博多のSO.TA.Iなんか今でこそ有名な博多華丸大吉の華丸がやってたらしい。当然この頃はまだ東京じゃ無名だったので当時から色んな事やってたんだなぁと思う。 そんなわけで20代前半の子に聞いてもDA.YO.NEを知らず、高校生に至っては生まれた年自体がこの曲が売れた年なわけで知るはずもない。ただそれでも僕等の生まれた頃の曲はやたらと懐かしの名曲辺りでテレビでは何度も何度もヘビーローテーションをしてるわけで、なんとなく自分の生まれた年のヒット曲は高校生の頃はわかってた。でも最近の高校生や20代前半の子の生まれた年の曲というのはどこか軽く見られてる節があり、DA.YO.NEなど無かったことにされてるような扱いだ。DA.YO.NEよりもふられ気分でロックンロールの方が聴く機会が多いくらいだ。 日本のラップにおいて重要な曲の一つであると思えるのにも関わらず、今の高校生達の生まれた年の曲であるのにも関わらず、ここまで忘れ去られるのはいかがなものかと思う。 そろそろ90年代をもう少し見直してみてもいいのではないだろうか。それから、30代の会社員の人はカラオケで同じ世代の異性とDA.YO.NEをデュエットして後輩達に聴かせてみたら面白いんじゃないだろうか。ちなみに最後の方に出てくる佐々木ってライムスターの宇多丸さんのことらしい。