やりゃあできるじゃんか！宇宙兄弟面白かった。邦画もこれだけのもの作れるんじゃんというのが感想。漫画原作らしいけど、漫画読んだこと無いので漫画と比べてどうなのかなんてわからないけど、僕は大満足だった。というかキャラに俳優がハマってたなぁ。しかもやっぱり小栗旬は良い俳優だよなぁ。小栗旬使ってつまらない映画は物語か監督が悪いんだろうけど。
　そんなわけで小栗旬が主役なんだけど、これがダメな兄で自分を殺して会社で生きてきた30代で弟は夢を追いかけて宇宙飛行士になっている事に引け目を感じてる。そんなダメダメ感を見事に表現してるけど、小栗旬って良い男過ぎない顔がいいよなぁ。その代わりに演技するとハンサム顔の役者よりも存在感が出てくる。本当に良い役者だと思う。そんな小栗旬と相性のいいキャラの兄むっちゃんが本当に応援したくなるようなキャラで、仕事を首になったその日にJAXAからの宇宙飛行士試験の書類審査合格通知。それは弟のヒビトが送ってたものだったんだけど、それをきっかけに今まで死んでいたような人生からむっちゃんは眼を覚ます。先に宇宙飛行士になった弟ヒビトとそれを追いかける立場になった兄のムッタの物語。特にシーン事に今と子供時代の二人の場面との切り替えは結構良かった。というか子供の頃のシーンがじわじわ効いてくる。
　あと結構英語使うシーンがあったけど、悪くなかったよなぁ。というかそろそろ日本の映画も英語を使う段階になってきてるんだろう。テルマエロマエでもラテン語かなにか使ってたし。でもテルマエの方はなんかもう一歩感が強くて面白いと言い切れないんだよなぁ。悪くなかったんだけど、もうちょっとだった。でも宇宙兄弟は面白かった。
　なんというかムッタの頑張りに僕も頑張ろうって素直に思える良い映画だった。最後のこの二人が一緒にするある行動になんかじ～んとなって涙が滲んできた。そうそう、宇宙兄弟とかふざけた題名だと思ってたけど、この映画観たら宇宙兄弟しかないと思った。

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