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香典の呪い

朝刊
02 /22 2012
 そうそう、香典ですよ。香典って払うのが当たり前というか受け取るのが習わしというかそういうのあるじゃないですか。でもその流れで受け取る香典が後々の人生を縛るとてつもない呪いだという事をここで指摘したい。
 うちの爺さんが死んでからもう十年くらい経つものの、町会議員とか県会議員とかやりつつ晩年は仲人を趣味にしてたような人だから、交友関係がやたらと広かった。その為に葬儀に来た人数も尋常じゃなかったんだけど、困ったのがその時の記帳された名簿で、爺さんの死後、婆さんはずっとお悔やみを毎日眺めては、爺さんの葬儀に出た人を捜しては日曜に香典を持っていこうとする。最近では自分では行けないものだから、子供に行かせようとするのだが、毎週毎週、付き合いもほとんどなく、面識もない人の葬儀に行くのはとんでもない労力で、家族会議を開き、爺さんの葬儀名簿に名前のある人でも良く知らない人の葬儀にはいかない事にしたお陰で平和な日曜を取り戻したわけだ。
 特に爺さん死んだ直後はそれほどでもなかったのに、ここ最近、爺さんと付き合いのある人の亡くなる数が激増してる。はっきり言ってあの分厚い記帳の全員の死を看取れるわけもなく、昔婆さんが葬式だと言うので車で送っていっても、香典を置いて帰ってくるだけの事を何度も日曜を使っていた。今から思えば親戚でもなく聞いたことも無い人の葬式だと思ったら、きっかけはあの爺さんの葬式の香典返しという不毛な事だった。良く知りもしない付き合いのない死んだ人の為に年寄りが寿命とお金をすり減らす為に香典のばば抜きを繰り広げてるわけだ。
 そんなわけで、これから葬式を行う場合、香典は受け取らない方が後の人生において、日曜を守ることが出来るので、葬儀はお金をかけず、香典は受け取らないというスタンスを貫いた方がいい。香典をいただいたから、行かなければ行けないという変な宗教にも似た巡礼をする事になる。
 ちなみに段取り魔で終活のドキュメンタリー映画エンディングノートでも段取り魔の砂田知昭さんの葬儀でも香典を受け取らないというのを見て、さすがだと思った。香典を受け取るというのは、遺族はこれからの人生の日曜日を撃った事になるからだ。その為にも死ぬ前にお金をかけないで執り行える葬儀を調べておく事だろう。エンディングノートの砂田さんはそこをしっかりしてたのが素晴らしい人だった。
 そんなわけで、これから家族の葬式を行う事が誰もがあるだろう。そこで僕からの忠告は香典を受け取らない方がよっぽど安くつくというか、日曜の度に知らない人の葬式にお金を置きに行くのは本当に辛い日々だ。

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黒崎銀二

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2007年8月31日開設
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