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バレンタインプレゼントの風景

朝刊
02 /13 2012
信子「バレンタインだからってチョコってのは芸が無いよねぇ」
歩「でも何を贈ったらいいかって難しいですよね」
信子「うーん、歩ちゃんの特別な人に贈るもんでしょ?これは重要だわ。失敗が許されない任務よ」
歩「いや、その、ちょっと気になってるって言うか…。ま、まあ、チョコでいいかなぁって」
信子「だめよ。こういうのは初めが肝心でがっちり相手の心を鷲掴みするのよ」
歩「はあ、でもバレンタインってうまくいった事が無いもので…」
信子「男って貰って喜んだ挙げ句、それで満足してそのままだったりするからねぇ。あげた女の子の勇気とかなんも考えない生き物なのよ。それでプレゼントだけど、服とかって悪くないんだろうけど、なんか良く知らない人から貰うと気持ち悪そうだよね」
歩「確かにそうですね。なんか難しいですね」
信子「最近、プレゼントに相応しいアイテム見つけたんだけど、これちょっと値段が張るんだよね」
歩「なんですか?」
信子「携帯電話を持ち始めてから、最近使わなくなった物って何かない?」
歩「えー?ケータイですか。カメラとか?もしくは腕時計?」
信子「そう!腕時計よ。実は世間が腕時計を放置してる間に、実は腕時計は完全体に進化してたのよ」
歩「腕時計の完全体?どういう事ですか?」
信子「腕時計と言えば電池切れや時間ズレが問題だった。まあ時計によっては自動巻機能とかあったりしたけど、完全ではなかった。しかし、最近の腕時計では電力を太陽電池で充電して、時間を電波時計で合わせてしまう機能を身につけたの。要するに腕時計はメンテナンスフリーの時代になったわけよ」
歩「メンテナンスフリーですか」
信子「電池交換とか時間合わせのような煩わしさが無くなって、時計が光を浴びてさえいれば、永遠に正確な時間を刻み続けるの。スゴくない?」
歩「確かにスゴいですね。時計って電池無くなったりすると時計屋さんで電池交換してもらったけど、結構面倒なんですよね」
信子「ちなみにただ正確な時間を刻むだけでなくて、世界中の電波時計にも対応していて、海外に持っていっても現地時間を正確な時間を刻んでくれるの。結構この機能はかなり強みだと思うの。飛行機の時間とか正確でないと大変そうだし。ここでケータイとの差別化があると思うの」
歩「それは便利ですね」
信子「そんなわけであたしは電波ソーラーGショックがバレンタインプレゼントにベストじゃないかと思うの。カジュアルに使えるし、頑丈だし、永遠に正確な時間を刻むし、オシャレだし、最高じゃない?」
歩「いいですね。でも値段とか結構しません?」
信子「2万5千円くらいしちゃうんだよね-。結構デカい」
歩「うわ、付き合ってる人ならいいけど、これから関係気付きたい人に贈るのには勇気が要りますね」
信子「まあ、Gショックで腕を縛り付けられたらいいけど、うまくいかなかった時はイタいわね」
歩「うーん。私はオーソドックスにチョコで攻めてみます。お金かからないし」
信子「それがいいわね。まあ、うまくいったらGショックで縛っちゃえばいいのよ」
歩「どっちかというとこのGショック個人的に欲しいかなぁって。ベビーGは無いんですか?」
信子「それがタイの洪水で品切れしてるみたいなの。あたしも欲しいのよねぇ」
歩「人に使うより自分の物買っちゃうようじゃダメでしょうね」
信子「いいんじゃない?むしろ欲しい物を貢がせてこそ女よ」
歩「誰か私に買って欲しいですねぇ」
信子「まあ、まず物が無いことにはどうしようもないけどねー」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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